「は?」義母の迂闊は度が過ぎている

義父母に強制はできない、それはわかっているのですが…それにしても、義母の迂闊なことは度が過ぎているので「は?」と思ってしまいます。

 

子どもたちの前で「まだサンタは現役なの?」「今年はお父さんサンタなの?」と大きめの声で聞き、そのたびに私から殺気を帯びた視線で黙らされる、ということを何度も繰り返してきました。

 

また、子どもたちにプレゼントする役目を奪われるような気がするのか、「今年はおばあちゃんがサンタになるわよ〜もうサンタさん引退してもいいわよ」などというけしからん発言も。

 

そのたびに私が「サンタさんは引退とかしません!!」と必要以上に大きな声でさえぎるのが恒例です。

サンタを信じ続ける中学生の娘

そんな嫁姑の攻防が身近に繰り広げられつつも、わが家の二人の子どもたちはそこそこ大きくなるまで、サンタを信じてくれました。

 

現在高校生の息子は、小学校高学年になるまで。そして秘密を知ったその後は4つ年下の妹のために、サンタ業務の手伝いをしてくれました。

 

親にはなかなか話してくれないプレゼントの希望も、兄に対しては気が緩むのか、素直に打ち明けてくれてとても助かります。

 

そんな下の娘も今年中学生になり、さすがにそろそろ気づくはず…今年こそはサンタ業務が完全終了するのかな、ちょっとだけ寂しいな…。

 

などと思いはじめてはや数年。

 

そう、中学生の娘は、今年もまだ、サンタを信じ続けているのです。

 

ここ数年は、さすがに私たち親のほうもなんとなく「バレても仕方ないか…」という気持ちの緩み(?)が出がちではありました。

 

しかしそんな親の態度もなんのその。もともと夢見がちで浮世離れしたところのある娘ではありましたが、まさか中学生になって本気の瞳で「今年サンタさんに頼むプレゼント決まらないんだよね…」と言われるとは思ってもみませんでした。