シンプルを追求しているのがユニクロのよさ
ほえさんがユニクロを着始めたのは、幼少期からだそう。親がユニクロ商品を買ってきて、とくにファッションの意識もなかった時期から愛用しています。
「小中学生のころはオシャレには興味がなくて。高校になってからは自分で洋服を選ぶようになりましたけど、ユニクロの店舗には立ち寄っていました」
ほえさんは高校時代、ティーン向けのファッションモールが点在する大阪・梅田で遊ぶことが多く、よく買い物もしていたそうです。
「ひと通りショップを回っていました。もちろん、可愛い洋服とかカラフルな洋服を買う時期もありました。でも、基本的にはシンプルな洋服が好きなのは変わりなくて。
ただ、シンプルななかでもちょっと個性を出してしまうアパレルが多いんです。たとえば、ロゴがちょっとあしらわれていたり、襟のところにレースがついていたり、Aラインだったり。
“そこさえなければ買うのに”って、少しだけシンプルでベーシックから外れる商品が多く感じていました」
ユニクロ商品はムダのないシンプルさが好きで、また、着心地や手触りのよさも気に入って着続けているほえさん。
「最近はインナーもユニクロに染まっています。それまではレースがついていたり、胸の補正機能がついていたりと、“かわいい”感じのものが多かったんです。
でも、年齢を重ねていくなかで、“かわいい”よりも“しっくりくる”ものがいいなと。Mame Kurogouchiとコラボしたワイヤレスブラはホック・ワイヤーがないので体の締めつけがほとんどありません。
メッシュショーツは素材がほどよくストレッチしてゆったり着られる。着用して鏡を見ると、こんなにいい感じだったっけ?って」
ユニクロ愛が強いほえさん。思い出に残る1着は、10年以上も買い替えをしながら愛用する洋服だそうです。
「ファインメリノのタートルネック(ブラック)は3代目です。最初に買ったのは高校生のときで、大学生になったころにタートルネックの買い換えようとしたんです。
そのときに他のアパレルを見たんですが、しっくりくる商品がなくて」
でも、少しお金を出せば、質がよくてデザインも自分好みの洋服はありそうなものですが、そうではないとほえさんはいいます。
「1着1万円以上するようなショップのものなら、求めているものはあります。でも、学生ではそれは難しくて。
そこで、再度ユニクロで商品を探すと、久しぶりに同商品が再販されていたので買いました」
社会人になってからも同商品を買い増しています。ほえさんいわく、シンプルを突き抜けてくれるのが嬉しく、着心地も自分にフィットしているのがユニクロのファインメリノなんだとか。