理由なく休める“子ども有休”を

ご相談内容に「休むことを許すと、ずるずると引きこもり生活になるのではないかという不安もあります」とありますが、ここも子ども目線で考える必要がありそうです。

 

休みが必要なタイプの子どもには、大人のような「有休制度」があったらいい、と私は常々考えています。

 

もちろん、お金を与えて休ませるという意味ではありません。堂々と理由なく休んでいい日をつくってあげるということです。特別に用事がなくても有休を取って休む大人はいますよね?でも子どもって理由なく休むことを許してもらえない。

 

だったら子どもから親に「今日有休使うね」と申請して、「よし!じゃあ今日は有休ね」と親が受け入れて学校へ連絡する、という“子ども有休”を年間何日間かあらかじめ決めておくのはいかがでしょうか。子どもの気持ちもラクになるかもしれません。