共通の友人が明かした「衝撃の真実」

ある日、仕事帰りに共通の友人にばったり会いました。近くのカフェにはいると、友人は「大丈夫?」と心配そうでした。

 

「私があまりにもげっそりしているので、友人は『あいつに口止めされているんだけどさ』と話し始めました。

 

話によると、夫は海外出張で知り合った現地女性と親しい仲になり、彼女が妊娠した、と。

 

彼女をひとり放ってはおけない、会社に話して現地に転勤願い出すつもりと話したそうです」

 

なに、それ!とノゾミさんは思わず叫んでしまったそうです。自分が今まで信じてきた夫は、そういう人じゃないはずなのに…。

 

ショックを受けた彼女は、打ち明けてくれた友人の名前を伏せて、夫に「ちゃんと理由を言って。ある程度は知ってしまったから」と告げました。

 

夫はボロボロと涙をこぼし、「ごめん」を繰り返したそうです。

 

「謝ってほしいわけじゃない、うちにもあなたの子がふたりもいる。なのに、なぜ私たちの子たちを捨てて、別の女性の子だけの責任をとろうとするの、愛情はないの?」

 

責めるノゾミさんに、夫は何も言えなかったそうです。それから数か月、今また、夫は海外に。

 

“彼女と一緒に過ごしているのだろう”、“現地ではすでに夫婦と認知されているのではないか”、そう考えると「苦しくてたまらない」と、ノゾミさんは言います。