リーダーの声かけひとつで心理的ハードルを下げられる

職場の「心理的安全性」はメンバー全員が意識して確保するものです。とはいえ進め方として、まずはリーダーが率先して取り組むと効果が早く出るでしょう。

 

誰もが経験があると思いますが、トラブルの報告や否定的な意見をリーダーに伝えるときが、心理的ハードルが高いと感じるはずです。

 

ネガティブな情報に対して、もっとも話しにくい相手であるリーダーが話しやすくなるよう意識することで、チーム内の心理的安全性をグッと高めていけます。

 

メールやチャットのやり取りを少し工夫するのなら誰でも気軽にできます。

 

難しく考えず、リーダーが率先して小さな取り組みから始めれば、リモートワークでも成果を出せるチームに変わっていくはずです。

 

PROFILE 原田将嗣さん

心理的安全性を軸にした組織づくりの実践家。心理的安全性を切り口に、コンプライアンス意識の浸透、ダイバーシティの醸成、DXの土台となる組織づくりを支援。2020年にZENTech入社。『最高のチームはみんな使っている 心理的安全性をつくる言葉55』(飛鳥新社)を今夏発刊予定

取材・文/前田さよ