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多様性で生まれるのは「働きやすさ」だけじゃない!他者理解で培った視点をビジネスのヒントにつなげるP&Gの考え方

仕事

2020.10.05

2020.10.06

 

共働き時代に合った私らしい生き方・働き方を模索するCHANTO総研。

 

トップが学び続けることで、考え方をアップデートしてきたプロクター・アンド・ギャンブル・ジャパン(以下P&G)。現在はその経験をもとに、社外啓発組織「ダイバーシティ&インクルージョン啓発プロジェクト」を運営し、400超の企業・団体にも自社の研修プログラムを無償提供しています。多様性を尊重するためにはどうしたらいいのか、引き続き今瀬さんに話を伺っていきます。

 

PROFILE 今瀬友佳さん

P&G Japan株式会社の広報渉外本部企業広報担当。研究開発として入社後、SK-II、パンパース、ブラウン等のブランド広報を担当。2016年より企業広報として、環境サステナビリティやD&Iなどのシチズンシップ活動やオリンピック広報に従事。プライベートでは、小学生女の子と保育園男の子のママ。

多様性の受容に必要なのは「制度」「文化」「スキル」

──P&Gでは、ダイバーシティ&インクルージョンを推進するためには「制度」「文化」「スキル」の3つが必要だと定義しています。この3つが重要と考える理由は何ですか?

 

今瀬さん:

「制度」は、そもそも作らなければ働くことが難しい人が出てきます。そしてその制度を実際に使えるようにするためには、利用しやすい「文化」が必要になってきます。でも、この2つだけではうまくいきません。個々人の多様性を認め合い、活かす「スキル」を磨くことも必要です。理想はこの3つをバランス良く積み上げていくことですね。

 

──では、3つの中で実現が最も難しいのはどれでしょうか?

 

今瀬さん:

制度を作ること自体は、そこまで難しくないかも知れませんね。私たちは他社から多く問い合わせを受けたこともあり、2016年からダイバーシティ&インクルージョンの啓発活動を行う「ダイバーシティ&インクルージョン啓発プロジェクト」を手掛けています。

 

そのプロジェクトの参加企業からは「制度を作っても使われていない。有効活用されるにはどうしたらいいか」「どうやって文化を社内に浸透させればいいですか」とよく聞かれます。例えば、営業や工場など男性が多い職場環境では、女性が意見を言いにくいというケースもあるようです。

 

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