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男性が多数派の事実に気付くことから、女性が働きやすい環境も生まれる。P&Gがたどり着いた「インクルーシブ環境」とは

仕事

2020.10.02

2020.10.06

共働き時代に合った私らしい生き方・働き方を模索するCHANTO総研。

 

乳幼児用紙おむつ「パンパース」や香りが長続きする柔軟剤など、生活者のニーズに寄り添う商品開発を行うプロクター・アンド・ギャンブル・ジャパン(以下P&G)。外資系企業ということもあり、国籍や性別が気にならないほど多種多様な人たちが働いています。そのカルチャーづくりのヒントは、経営層の意識改革にあるようです。

 

「多様性」を「当たり前」にするにはどうしたらいいのか、自身もワーキングマザーとして同社で働いている今瀬さんに聞きました。

 

PROFILE 今瀬友佳さん

P&G Japan株式会社の広報渉外本部企業広報担当。研究開発として入社後、SK-II、パンパース、ブラウン等のブランド広報を担当。2016年より企業広報として、環境サステナビリティやD&Iなどのシチズンシップ活動やオリンピック広報に従事。プライベートでは、小学生女の子と保育園男の子のママ。

 

働く女性同士のネットワークをつくったことがきっかけ

──P&Gは、女性活躍推進やダイバーシティ&インクルージョンに長年取り組まれてきています。今日までどういった内容で進めてきたのかについて、簡単に教えてください。

 

今瀬さん:

最初のきっかけは、1992年の「ウーマンズ・ネットワーク」だと思います。弊社は男女比率が半々なのですが、90年代当時は社会的には働く女性は少数派の存在でした。そこで働く女性同士が抱える問題や悩みを共有し、解決策やアドバイスをし合えるようなネットワークを作ったのです。99年にはそこから発展して個々の多様性、いわゆるダイバーシティについて着目するようになり、ダイバーシティ推進機関を立ち上げてダイバーシティフォーラムやダイバーシティネットワークを構築しました。

 

そして2010年代からは、多様性を「認め合う」インクルージョンの部分に着手しました。13年には国の目標値である女性管理職30%を達成するなどこの頃にはダイバーシティは社内にも浸透してきましたが、「多様性」はあくまで「状態」に過ぎません。より社員同士で多様性についての理解を深めるために、社内研修に取り組み始めました。

 

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