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快眠のために、まずは「パジャマ」を変えなさい!

女性の健康

2020.10.02

2020.10.05

深く眠るカギはパジャマ選びにあり!

 ——ここまで、夕方から夜までの過ごし方についてお話頂きましたが、特に重要なことはなんでしょうか?

 

西川さん:

意外と思うかもしれませんが、睡眠の質を高めるためには、パジャマ選びが非常に重要です。

 

パジャマは寝汗を吸い取り、ムレを抑えてくれます。また、私たちは寝ている間に何度も寝返りをしますが、伸縮性のない生地の服を着ていると、服に体が引っ張られて睡眠が阻害されてしまいます。

 

——パジャマには、睡眠中の不快な症状を取り除いて、睡眠の質を高める効果があるんですね。選び方のポイントはありますか?

 

西川さん:

パジャマを選ぶ前に前提としてお伝えしたいのが、スウェットやスポーツウェアではなく、必ずパジャマを着て寝るようにしてほしいということ。スウェットやスポーツウェアは寝るためにつくられていないので、睡眠を妨げる原因になる恐れがあるので注意してください。

 

気持ちのいいガーゼ素材のパジャマ。実は

——では、パジャマを選ぶときはどんなことに気をつければいいですか?

 

西川さん:

パジャマ選びのポイントは、1.伸縮性、2.吸湿発散性、3.形とサイズの3つ。順番に見ていきましょう。

 

1.伸縮性

ガーゼ素材などの伸縮性がないものだと、寝返りを打つ度に体が引っ張られ、眠りが浅くなってしまいます。寝返りを邪魔しない伸縮性のある素材を選びましょう。

 

2.吸湿発散性

私たちは、たとえ冬場であっても、寝ている間にたくさんの汗をかきます。汗でパジャマが肌にはりつくと不快で眠りが浅くなってしまうので、汗をしっかり吸って乾くのも早い素材が理想です。

 

3.形とサイズ

寝ている間に出た汗を吸収するためには、夏場でも長袖長ズボンがおすすめ。さらに、ジャストサイズよりもひと回り大きいサイズだと寝返りがしやすくなります。

 

以上のことから私が提案しているのは、レーヨンの一種である「モダール50%以上」か「綿95%、ポリウレタン5%」程度の素材で、長袖長ズボンかつワンサイズ大きめのパジャマです。モダール50%以上のパジャマは、シルクのような肌触りで吸湿性と放出性に優れ、水洗いもできておすすめなのですが、ヨーロッパからのインポートが多く、お値段も少々高くなるので、綿95%、ポリウレタン5%のパジャマがお求めやすいかと思います。

 

ユニクロで発見!睡眠の質を上げるルームウェア    

——具体的におすすめの商品はありますか?

    

西川さん:

実は、こうした条件を満たすパジャマを見つけるのは非常に難しく、私でも1年に1度見つかるかどうかなのですが、近年ユニクロから販売されている「ウルトラストレッチシリーズ」は、ルームウェアなのにも関わらず、パジャマ顔負けの機能性でとても優秀です。

 

ビヨーンと伸びて伸縮性も抜群!汗もしっかり吸ってくれるので快適です。リーズナブルな価格なのも嬉しいですね。

 

 

4回にわたって女性の睡眠問題とその解決法について、睡眠のエキスパートである西川さんにお話を伺いました。今回紹介した快眠法をできることから取り入れて、よい睡眠サイクルを身につけましょう!次回は、小さなお子さんを持つママたちの悩みのタネである夜泣きについて、夜泣き外来の菊池清さんにお話を伺います。

 

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PROFILE 西川ユカコさん

昭和西川株式会社 代表取締役副社長。睡眠サービスコンソーシアム理事。睡眠改善インストラクター、セロトニントレーナー、温泉入浴指導員。学習院大学卒業後、ハースト婦人画報社に10年間勤務。その後、家業である昭和西川に転職し、企画部門や管理部門を経験した後、現職。世界中の科学的データを参考にしながら、自身を実験台にしてあらゆる快眠法を検証し、睡眠に対する幅広い見識に信頼が寄せられる。著書に「世界の最新論文と450年企業経営者による実践でついにわかった 最強の睡眠」(SBクリエイティブ)。「東洋経済オンライン」で睡眠記事を連載中。

 

文/上野真依     イラスト/小幡彩貴

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