視覚と嗅覚で食事の満足感をコントロール!

番組には東北大学教授の坂井信之さんが出演し、“脳をダマす食事術”を教えてくれました。坂井さんは、「味の感じ方は味覚だけでなく香りも重要」「味が薄いときに香りをたせば、味が濃くなったと感じられる」とコメント。例えば味噌汁を食卓に並べるときはフタをしておくのがおすすめ。フタを開けた瞬間に香りが一気に広がるため、塩分を減らしても満足感を得られますよ。

 

他にも坂井さんは香りだけでなく、視覚から食欲をコントロールする方法を紹介。食べ終わった後はすぐにお皿を片付けないでおきましょう。食卓に並ぶ皿などを見ることで、脳が満足感を感じてくれます。

 

続けて番組にはフードコーディネーターの石川範子さんが登場。味に深みを出す「特製苦味ソース」の作り方を披露しました。

 

作り方は簡単で、粉末のインスタントコーヒー(大さじ2)をフライパンで約2分加熱。次に水(大さじ2)を加え、インスタントコーヒーを溶かせば完成です。インスタントコーヒーを加熱する際は、香りを飛ばして苦みだけを残すのがコツ。

 

苦味ソースをピザなどの冷凍食品にかけると、焼いたような風味がプラスされます。冷凍食品だけでなく、カレーやモンブランに加えてもOK。番組を見た人たちからは、「材料が2つだけなのは簡単すぎる」「スイーツにかけてもいいのね…」といった驚きの声が上がりました。