健康のためにも、普段の食事には気を遣っていきたいですよね。今年2月に放送された『あさイチ』では、「体に良い理想の食事」について特集。理想の食事を実践するには、一体どのような方法を行えばいいのでしょうか?
京料理に欠かせない「水塩」で減塩!
同番組では“理想の食事”をとるためのポイントを紹介。まず1つ目は“塩分”の過剰摂取を防ぐことです。塩分の摂りすぎは高血圧や動脈硬化を引き起こすだけでなく、腎臓機能低下の原因に。WHO(世界保健機関)が定める1日の目標値は5g未満ですが、多くの人が基準を大きく上回っていることが明らかになっています。
塩分の摂取量を減らすためには、“京料理”にとって欠かせない「水塩」という技術が効果的だといいます。方法は濃度約20%の食塩水をスプレー容器に入れ、食材全体にまんべんなく噴射するだけです。スプレーにしょう油を入れて使えば、刺身を食べる時にも減塩が期待できますよ。
次に登場したのは“アブラ”について。アブラの種類や量によっては血液をサラサラにする効果がありますが、摂取しすぎると舌がアブラに対して鈍感になってしまいます。感度を取り戻したい時は、アブラを控えた食事を10日間心がけてみましょう。舌の表面には“味”を感じる「味蕾」という細胞が存在。味蕾は10日ほどで新しい細胞と入れ替わるので、この期間にアブラを控えると感度を取り戻すことが可能です。