コピーしました
お使いの端末は
この機能に対応していません

家族のリクエストに応える家庭料理出張サービス「シェアダイン」が新しい!!

家事

2018.08.30

疲れていようが忙しかろうが、毎日続くごはん作り。主婦の仕事のなかで、気持ちも時間も最もとられる家事ですよね。こう暑いといつにもましてラクしたい、手抜きしたい…とは思うけれど、子どもがいると放り投げられないのも事実。そんな女性のジレンマを救う、新しいサービスが誕生したと聞き、さっそく創業者のひとりである井出有季さんにお話を伺ってきました!

お話をうかがったのは

ide

シェアダイン共同創業者 井出有季さん
食に悩むママの助けになりたいと、CEOの飯田陽狩さんとともに、家庭料理出張サービス「シェアダイン」を創業。専門性の高いプロの料理家を家庭に派遣し、各家庭のリクエストに応えて料理を作り置く。新しい代行サービスとして、働くママを中心に利用が広がっていおり、女性の起業事例としても注目を浴びている。

ごはんを作るのが、大変な時代になってきた!

お母さんがご飯を作って、家族みんな、時には3世代で食卓を囲む…。当たり前に存在していたこんな風景も、現代はガラリと様変わりしています。
結婚しても、子どもを産んでも働き続ける女性が増え、夫婦共働きの家庭が年々増加。3世代の同居は減って見回せば核家族ばかりになり、専業主婦は専業主婦で夫の協力を得られずに、家事も育児もワンオペ状態に…。
男女が助け合い、社会進出と子育てを両立する! という理想はまだまだ“絵に描いたもち”で、女性の負担はいっこうに減っていないように感じます。うまくまわらない日常にてんてこまいしながら、なんとか乗り切っているのが実情ですよね。

0829_1_2

1年前に設立された家庭料理出張サービス「シェアダイン」の創業者である井出さんも、そんな毎日を過ごしていたひとり。
「子どもを産んで復職してからが大変でした。特に、帰宅してからの夕食づくり! 退社して、急いで買い物して保育園でお迎えして……。家についたら、ちゃんとした料理を作っている時間やエネルギーなんて残っていません。いつも肉を焼くか、魚を焼くかになってしまっていました」
特に息子さんは偏食で、好きなものしか食べてくれないタイプ。「食べてくれないものは作らなくなり、ますますひどい食卓になっていったんです」
好き嫌いをなくしてほしい、バランスよく食べさせたい……。母親ならだれでも抱く気持ちを胸に秘めながらも、それを実行する時間も余力もなく、方法も知りませんでした。

「家庭料理」でしか得られないものがある

「他の人はどうしているのだろう」と疑問に思い、同僚の女性たちに聞いてみると、みんなが同じような思いを抱えていることを知ります。
「子どもの個性やそれぞれの家庭で悩みは違っても、満足のいく食事を作ることはできていないのは同じでした。今までは受け継がれてきた家庭料理やそれにまつわるさまざまな知恵が、私たちの世代でプツリ途切れてしまっているんだと感じたんです」。
そのぶん、便利なサービスは増えました。下のグラフでもわかるように、食の外部化率は上昇。低価格の外食産業やデパ地下総菜などの中食、デリバリーサービスもいつだって気軽に利用できます。宅配食材のキットも大人気だそう。
では、このまま「料理を作らない」という方向へ、時代は流れていくのでしょうか。作れないなら買えばいい、外で食べればいい、そう簡単に気持ちは舵を切れるのかと自問したとき、なかなか難しいものがありそうです。

0829_1_g

「お惣菜や外食を否定はしません。でもやっぱり、家庭の味っていいものだと思うんです。私の子どもたちは、いつものひどい食卓が自分の家庭の味の記憶になるのかと思ったら、たまりませんでした。もちろん、私が休みの日に作り置きをしたり、朝早く起きて作るという手もあります。でも、だれかひとりが負担をおえばいいというものじゃない。助けてもらえるシステムがあってもいい、きっと多くの人が望んでいるんじゃないかと」
同じような考えを持ち、ひと足先に起業を目指していた同僚の飯田陽狩さん(シェアダイン代表取締役社長)に強く誘われ、家庭料理の出張作り置きサービスを立ち上げに参加することになったのです。

ただのアウトソーシングではなく、「継承」をコンセプトに

2人が目指したのは、家庭料理を家にいながらにしてプロに作ってもらう、「家庭料理の出張作り置きサービス」。プロの料理家が自宅を訪問し、2時間半~3時間で7~10品(約3日分の食事)を作ってもらえます。料金は5000~1万2000円程度。料理家さんによって価格設定が違います。

0829_1_1

聞けば、「うわあ、らくちん! 夢みたい!」とうれしくなりますが、家庭料理を外注するというだけではないのが「シェアダイン」の特徴。
「もちろん、作ってもらうことで便利! と感じていただきたいと思います。ただ、それだけではなく、『食にまつわる悩みの解消』と『家庭料理の継承』も目指すところなんです」
「野菜を食べてくれない」「アレルギーがある」「大人と子どもの料理の作り分けが大変」など、それぞれの家庭にそれぞれの食の悩みがあります。そこに応えられるよう、管理栄養士や給食調理経験者など、さまざまなプロが関わっています。
「お客さまが料理家さんを選んで依頼できるシステムなので、自分の悩みに合わせてサービスを受けられます。定期利用ではなく1回ずつなので、自由な使い方をしてもらいたい」

さらに、料理家さんとチャットでコミュニケーションがとれ、作ってもらって気に入った料理はレシピを教えてもらえたり、アドバイスをもらえたりもするそう。身のまわりに、気軽に料理のことを聞ける人がいない。アドバイスをくれる人もいない。知恵やレシピを受け継ぐ機会が今、代わりとなるサービスが誕生したわけです。
家事やベビーシッターの次に登場した、家庭料理の代行サービス。作ってくれるのはうれしいけれど、お金を払って外注することを自分はどう感じるだろうか……。
次回は、実際にサービスを受けてみて、率直な感想をレポートします!

ライター:のざわやすえ
出版社での編集を経てフリーに。ライター・エディター活動の一方で、主婦雑誌で培った知識をもとに「暮らし方アドバイザー」として、整理収納や家事タスクのアドバイスでも活動中。また、趣味のソーイングではオーダー業も。働きながら育てた一男一女は、この春から高2、高1に。

あなたにオススメの記事

家事テーマ : 【小ネタ】その他の記事

小ネタ
もっと見る