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【#発達障害の子どもを知る】私たちの15の疑問

子育て

2020.09.17

そらさんに聞く「#発達障害の子ども」5つのQ&A

PROFILE そらさん

1982年生まれ。2008年、長男のかなでくんを出産。離婚を経てシングルマザーとしてかなでくんを育てる中で、6歳で自閉スペクトラム症、ADHDの診断を受ける。現在は再婚。ステップファミリーの3人家族で南の島で暮らしている。Twitter:@Chitose1021

 

Q1.子どもの発達障害を周囲にカミングアウトしたタイミングは。その時の気持ちは


A1.診断がでたらカミングアウトすると決めていました

予約から診断まで半年あったのでその間にいろいろ考え、診断が出たらカミングアウトすることに決めていました。周りにオープンにしたほうがいろんな情報を得られるのではないかという気持ちからでした。

 

Q2.ママ友から言われて傷ついたセリフはありますか

 

A2.息子のことを決めつけた発言に傷つきました

息子に対して漠然とした違和感を抱えながらも『発達障害』の可能性を打ち消していた頃、子育て講座に参加したというママ友に「発達障害の可能性のチェック項目にかなでくん当てはまると思うんだよね!」と言われたことです。

 

結果的にそうだったものの、当時は私の中に受け入れる用意がなく、しかも決めつけたように言われたことがショックでした。なので私自身は例え誰かに何か助言を求められたとしても対応に気をつけなければと思っています。

Q3.発達障害のある子のママ友Aと、その子のことを「しつけがなっていない」と厳しく言うママ友B。そんな場面に遭遇した時、どう振る舞えばAに寄り添えるでしょうか。「ママ友Aサイドに立ちたいけれどどうすればいいのかわからない。気休めも言えないし…」という読者からの声が多く上がりました


A3.ママ友の声がけがプレッシャーをやわらげてくれます

「しつけがなっていない」ほどの強い言葉は言われていないですが、かんしゃくを起こす息子に怪訝そうな視線を送る周囲に対して、ママ友が「普段と違う環境で落ち着かないのかもね〜」と助け船を出してくれたことがあります。

 

「慣れない環境で疲れたのかな〜?」「楽しすぎてハイテンションなのかもね〜」と言ってくれるだけでも救われるかもしれません。

 

Q4.「生きにくい」と感じたエピソードはありますか

 

A4.生活のあらゆる場面でサインが求められることです

息子は字が書けないので、サインが必要なものへの心配を常にしています。宅配便の受け取り、クレジットカードの支払い時、ポイントカードの更新、選挙の投票…まだまだ『書けて当たり前』な世の中に今から不安がっています。

 

自立までに名前だけでも書けるようになる練習や、相手に書字障害を伝え代替案を求める気持ちの強さを備えさせたいと思います。

 

Q5.社会に求めるものは。どんな社会になれば生きやすいでしょうか

 

A5.他人の困りごとにおおらかさを持てる社会になってほしいです

自分にはない誰かの困り感に接した時に「そうなんだね!どうしたらいいの?」と返せるおおらかさを持てる社会になってほしいと思います。

 

合理的配慮を求めても特例を作りたがらない風潮がまだまだあります。いろんな障害のことを知識として知らなくても、目の前の人の困りごとを柔らかく拭える人が増えたら良いなと思います。

 

発達障害については、解明されていないことが多いため、憶測で物を言う人がいたり、周りの理解が追いついていない現状があります。誰もが生きやすい社会実現のために、私たちは今後も「他者について知ろう」とすることが大切と言えそうです。

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文/編集部

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