もし、うちの子がいじめにあったら…子供のSOSに気づけますか!?

私が目撃したいじめの現場と

子どもを救った言葉と行動

CHANTO読者のなかにも、自分の子や身近な友人・知人の子がいじめにあった人が少なくありません。子どもたちはいかにして救われたのか。先輩ママたちの言葉や行動にヒントがあります。

子どもの狭い世界から視野が広がるように努めました

小竹さん(仮名)

・33歳、東京都在住

・パート

・夫、長男(8歳)の3人家族

「息子が小学校に入学し、2か月ほどたったときのことです。同じ保育園出身の子を含む仲よし3人グループのなかで、息子が仲間はずれに。内緒話をされたり、遊びに加えてもらえなくなったりして、『学校に行きたくない…』と涙をこぼすことも。でも結果的にいじめは一時的なものでした。原因となった2人が仲間割れし、息子もほかに仲のよい友達ができ、なんとなく解決へ。ただ当時は気安く話せる子がいなくて、友達が少ないなかで仲間はずれにされたのでショックだったようです。ふさぎこむ息子に、『〇〇くんに話しかけてみたら』などと助言したのがよかったのかもしれません。子どもは狭い世界しか知らない。視野を広げるのは親の努めだと思います」

▽岸田さんからひと言

やさしく寄り添いつづけたお母さんに、息子さんも安心して話すことができたのでしょう。グループを固定化せず、いろんな友達がいると気づかせることは、年齢が上がってからも有効な声かけのひとつです。

先生に助けを求めたことで動画いじめが解決へ

安藤さん(仮名)

・36歳、三重県在住

・看護師

・夫、長男(3歳)、次男(1歳)の4人家族

友人の子どものAくんが小6のときに受けたいじめの被害です。同級生で同じクラブのBくんに、いやがらせ目的に動画を撮影され、YouTubeにアップされました。Bくんは以前からAくんを格下扱いしていました。その動画をクラブの男女数人が見て、笑いものに。そのうちのひとりからAくんが聞き、母親もクラブの子の親から耳打ちされたことでいじめが発覚。それがなかったら気づかなかった可能性は高いと言っています。Aくんの母親はいじめの深刻さを感じ、Bくんの母親に直接会って動画の削除を冷静に依頼。しかし受け入れてもらえず、学校の先生に頼んでやっと削除できたとか。第三者である学校をはさむことで、いちおうの解決に至ったようです」

▽岸田さんからひと言

嫌がらせの動画アップは、小学生のあいだにもふえています。加害者側の親が放置している場合もあり、学校を介して削除を求めることが近道でしょう。削除後もAくんの心のケアには長い目で関わる必要があります。


新学期がはじまったばかりの9月は、いじめが表出しやすい時期です。

『CHANTO』10月号では、岸田さんのロングインタビューに加え、先輩ママの体験談もさらにご紹介しています。子どもの命を守るため、ぜひ参考にしてみてください。

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ちゃんと 編集部

働くママ向けのメディア『CHANTO』の編集部。月刊誌『CHANTO』で掲載された記事や編集部が独自に取材した記事をご紹介します。