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コクヨ株式会社が、デスクワークに従事する日本のオフィスワーカー6178名を対象に「デスクワークの実態と健康意識」に関する調査を実施。その結果、デスクワーク時の姿勢が身体の不調感や仕事の生産性へ影響することがわかりました。

「仕事中の姿勢が悪い」と自覚している人は約8割!


オフィスワーカーの座り方は、「座りすぎ大国」と言われる日本で近年大きな注目を集めています。特に長時間座っているオフィスワーカーの比率が高い企業では、働き方改革の推進における重要なテーマとなることも。

 

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まず全回答者に「勤務時間中に椅子に座っているときの『姿勢』は良いと思いますか?」と聞くと、「やや悪い方」(47%)、「かなり悪い方」(29%)と回答した人は全体の約8割になりました。多くの人が、勤務時間のほとんどを過ごす「座っている時の姿勢」に問題を感じているようです。

 

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続いて「勤務時間中に身体の不調感を感じることがありますか?」と質問。その結果「感じる」と回答した人は86%で、実に9割近くが勤務中になんらかの不調を覚えたことがあるとわかりました。

 

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次に「悩まされている症状」を尋ねたところ、「肩コリ」、「首コリ」、「眼精疲労」、「腰痛」など多くの症状が挙げられています。特に「座っている時の姿勢が悪い」と自覚している人で「肩コリ」に悩まされている人は71%。「姿勢がよい」と自覚している人より、「肩コリ」を訴える割合が20ポイント以上多くなりました。