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仕事関係のお付き合いや、ママ友とのランチ会など、外で食事をする機会も多いですよね。こんなとき、気になってしまうのが食事のマナーについてです。どんな場所でも堂々と振る舞える自分でいるためには、やはり事前の学習が不可欠だと言えるでしょう。 そこで今回は、突然フレンチに誘われたときでも、即対応できる! 大人として、知っておきたいフレンチのマナーを紹介します。

 

■入店から着席まで

本格的なフレンチレストランにおいては、入店時からマナーを守った振る舞いを求められます。まずは着席するまでの流れを頭に入れておきましょう。 1.コートは入店前に脱いで、片手にかけておく


2.コートや大きめのバッグなどをクロークに預ける


3.席に案内される


4.バッグを椅子の背もたれと自分の間、もしくは左足元に置く 迷いがちなのがバッグの置き場所についてです。間違っても、「テーブルの上にそのままポン!」なんてことがないよう、注意しましょう。スマートフォンやカメラなども、テーブルの上に置いたままにするのはマナー違反です。 席に着くと、目の前に用意されているのがナプキンですが、オーダーが終わったタイミングで手に取り、膝の上に広げておきましょう。 二つ折りにして、山になった部分が自分の方に向くように広げるのがコツ。食事中に口元が汚れてしまったときには、ナプキンの端でそっとぬぐうのがマナーです。 「ナプキンが汚れてしまうけど、いいの?」と思ってしまうかもしれませんが、大丈夫です。むしろ「ナプキンを使わない」と、お店側のおもてなしへのクレームと受け取られてしまいます。

 

■ナイフとフォークを正しく使いましょう

いざ食事が始まったときに、迷いがちなのがナイフとフォークの使い方です。たくさんのナイフやフォークが並んでいると、思わず悩んでしまいますが、基本的には端にセットされたものから使っていけばOKです。 オードブルの前に給仕されるアミューズは、フォークを使うこともあれば、手づかみでそのままいただくこともあります。 「どう食べるのか」によって、ナイフとフォークの順番がずれてしまうケースもありますが、心配し過ぎる必要はありません。足りない分は、給仕の方がそっと補給してくれます。 食事中にいったん手を休める場合には、ナイフとフォークを「ハ」の字になるように並べておきます。このとき、フォークとナイフの先を、ナイフの刃が下になるように重ねておきます。 一方で、食事を終了し、「このお皿は下げてほしい」という場合には、ナイフとフォークを並べて、斜め、もしくは水平に置きます。 いずれの場合も、ナイフの刃が自分の方を向くようにセットしてください。 食事の途中でナイフやフォークを床に落としてしまったときには、自分で拾う必要はありません。そっと給仕に合図して、拾ってもらい、新たなものを用意してもらいましょう。