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最近AIスピーカーのCMをよく見かけますよね。 その存在を知らないわけではありませんが、スピーカーを使うとどんなメリットがあるのか、今一つわからない。という方もいるのではないでしょうか。 そこで今回は、もしAIスピーカーをわが家で使うなら、どれがいいのか、また、生活がどんな風に変わるのかをご紹介します。

<1.AIスピーカーの現状>

2018年12月に1万人の男女を対象に行われたインターネット調査では、AIスピーカー(スマートスピーカー)という名前は、日本人の75%の人が「聞いたことがある」と答えていますが、内容、特徴まで理解している人はまだ18%程度しかいませんでした。 まだまだ多くの人にとっては未知数の機器だということですね。 ちなみにAIスピーカーの国内普及率は5.9%(2019年2月)だそうです。 スピーカーを購入した人の主な使い道はこんな感じでした。 ・音楽を聴く:74.5%


・天気予報の確認:61.1%


・アラーム/タイマー:55.3%


・ニュースを聞く:46% これを見ると、約7割の人が「音楽を聴く」ためにAIスピーカーを購入したことがわかります。また、日常的に天気予報やニュースを聞く、アラームとして使うなどしていることもわかります。 また、AIスピーカーを持っていない人が持たない理由として挙げているのはこんな感じです。 ・利用したことがない:36.3%


・どんなことができるのかよくわからない:33.5%


・スマホやPC、タブレットで十分:32.0% 確かに、スマホがあれば音楽も聴けるし、ニュースも見られます。スピーカーでなければならない理由はあまりありませんよね。 そして、AIスピーカーに「あったらいい機能」として挙げられているのが、 ・気分や感情を読み取ったサービスの提供(その時の気分に合った音楽を流してくれるなど)


・暮らしのサポート


・子守や介護の補助やペットの相手


・英会話やフィットネスのレッスン受講


などでした。 実は上記のような機能は、既に実現しているものもあります。 例えば介護の現場にAIスピーカーを導入して、人手不足を解消しようとする試みは実験段階に入っています。今後このような機能はますます充実していくと思われます。