・家事との両立ができるか Wワークをしてると、仕事の優先順位が高くなってしまいがちです。 その分、家事や育児をする時間は削られてしまう傾向にあります。忙しくても、最低限の家事ができる時間は必ず確保するようにしましょう。 また、万が一、疲れて家事ができなかった場合の対策も考えておくことをオススメします。 最近では家事代行サービスや時短家電などの便利グッズを利用されるご家庭も増えてきています。 家族とも相談し、ママばかりが負担にならないように準備しておきましょう。 ・ママの体力に問題はないか 産後は「産後の肥立ち」という言葉があるように、子宮が元の大きさに戻るまで6週間~8週間かかると言われています。しかし、これを過ぎてもママの体は万全というわけではありません。 特に赤ちゃんが生まれてからの1年間は、夜間のお世話が続くことが多く、ママが十分に睡眠時間を確保できない可能性があります。そのため、体力がなくなったように感じるママは多いのです。 そんな中、Wワークをしても続けていけるのか、倒れたりしないか、きちんと自分の体と向き合い、判断するようにしましょう。 産後は免疫力が低下しているため、ストレスや睡眠不足から病気になる方も多いそうです。不安な要素があれば、医療機関を受診し、早めに解決できるようにしましょう。
■育休明けにWワークをして良かった点
これまで気をつけることを挙げてきましたが、この内容だけを見ると、自分に務まるのか不安に感じてしまう方もいらっしゃるかもしれません。しかし、実際にはWワークをして良かったという意見もあります。 ・収入がアップした 育休明けは時短勤務となってしまったため、在宅でできるライターの仕事を始めたという方は、減ってしまった給料分を副業で補うことができたそうです。 在宅でできるライターの仕事は、子どもを寝かしつけたのちょっとした時間でもできるため、ママにも人気の副業です。 ・逃げ道が作れた 産休前に積み上げたキャリアが育休明けはほとんど無意味となってしまい、職場でやり甲斐を感じられなくなったという方もいます。しかし、Wワークを始めたことで、別の職場で活躍できる機会を作ることができたそうです。 育休明けに以前と同じ役職や職種に復帰できるというケースは実は稀で、多くの方はアシスタントやサポート的な場所で立場を変えて仕事をすることが多いようです。 そうなると、仕事のモチベーションを保つことも難しくなり、転職を考えるというママもいます。しかし、いきなりの転職はリスクが高いため、本業と同時進行で働けるWワークという方法は、他の道を模索する上でも効率的な方法のようです。 ・気分転換がしやすい 仕事で失敗したり、うまくいかないと気持ちが落ち込むこともありますが、別の職場が意外と気分転換になることもあるようです。気持ちの切り替えが素早くなることで、ママのストレスも溜まりづらくなるようですね。 育休明けのWワークについてご紹介しましたが、参考になりましたでしょうか。これから始めたいと考えている方は、まずはお子さんとの時間を確保できるかどうかということから検討してみてくださいね。