労働者には必ず“有給休暇”が存在します。有給休暇の取得は労働者に認められた権利であり、特別な理由を除いて会社は有給休暇の取得を拒否することはできません。しかし権利なのにも関わらず、「有給を使いたくても、裏で陰口叩かれそうだから言い出せない」「嫌な顔されそうで言えない風潮がある」と思ってしまい断念する人が多いようで…。
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有給を取りたいと言えない人
とある社会人の男性は、有給休暇の申請や休みを取ろうとするのが苦手だと明かしています。理由は単純で「昔、有給を申請した時に上司がすごく嫌そうな顔で対応したから」「他の人に迷惑がかかると思わないの? とお小言を言われた」など。彼は頻繁に休んでいる訳ではなく、事情がありたまに休みを取ろうとしても「また何か嫌味でも言われそうな気がする…」と感じて言い出せないそうです。「もしかしたらこんなに嫌がっているのは自分だけ?」と疑問に思った彼は、同士を探すべく「有給やお休みの申請が苦手な人はいますか!?」と意見を求めていました。
彼の心の叫びに対して、「自分も苦手です!」と賛同の意見が続出。「私が働いている会社も、慢性的な人手不足で休もうとするとすごく嫌な顔される。自分の有給も好きに使わせて貰えないなんてブラックだよね…」「自分も『迷惑かけるかも』とか嫌な気分にさせていないか不安で休めない」「お気持ち凄くわかります。理由を聞かれると、別に悪いことしている訳じゃないのにどもっちゃう」「今の職場は全然有給つかっても平気だけど、前の会社はみんなが『有給は悪!』と思ってたから凄く嫌でした」といった反響が起こっています。