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休めないなら会社を辞めます… GWに海外旅行を予約した新人の宣言に巻き起こる波乱

仕事

2019.02.08

20190206gw01たとえカレンダー上は休みでも、会社や業種によって休日は異なってくるもの。また休日出勤の可能性もあるならば、安易に予定は立てられません。しかしまだ日の浅い新人だと、休日の認識が会社と異なっている場合もあるようです。

 

お休みだと思って旅行の予約をしてしまった新人!


天皇陛下の退位と皇太子さまの新天皇即位に伴い、今年のゴールデンウィークは4月27日から5月6日までの10連休。しかし異例の長期休みは、結果として世間を大きく混乱させることに。ある会社の男性はネット上で、「新人がゴールデンウィークに海外旅行を予約し、面倒な問題が発生した」と明かしています。

 

事件の引き金となったのは、男性の「世間は休みだけど、クライアントは動くかもしれないから安易に飛行機などを予約しないように」という発言。その会社は祝日の出勤があり得る業種だったので、どうやら現在も休日の調整に難航しているよう。

 

すると1人の新人から、「すでに飛行機の予約をしてしまった」と報告を受けます。さすがに予定を立てるのは時期尚早だと呆れていた男性に対し、新人は「休めないのなら会社を辞める」と宣言。男性は「明らかに新人の行動が軽率過ぎる」と非難しますが、世間では様々な意見が寄せられました。

 

「休めないなら会社を辞める」という言葉の真意!


意外に多かったのは、「雇用契約書で土日・祝日休みを謳っているなら、その新人に攻められる点は一切ない」「『祝日に出勤する可能性があるため、旅行には行けない』という話がそもそもおかしい。プライベートを優先すべき」「いかにも新人が悪いみいたいな言い方をしてるけど、未だ休日を確定できない会社にも非はある」と新人をフォローする声。

 

一方で男性と同意見の人からは、「飛行機を予約する前に許可をとっておけばよかっただけの話。普通に非常識な行動だと思う」「休日に休めない会社は当たり前のようにある。新人もそれは分かっていたはずでしょ」「会社が休みになるか分からない状況でよく飛行機予約したな。ある意味勇者」などの声が見られます。

 

また中には、「『休めないなら辞める』という言葉に、今回の問題とは別の不満が感じられる」「『旅行を強行するために辞めたい』と宣言したのではなく、『何カ月も前に申告した休みすら通らないのであれば辞めたい』って気持ちがありそう」「これって有給を取得すれば良い話ではないの?」といった指摘も少なくありません。

 

企業には有給休暇を取得できる環境が整っていない?


以前「HR総研」では、「有給休暇取得」に関するアンケートを実施。日本では“4割の企業が取得率40%以下”という厳しい実情が明らかにされました。

 

しかし約6割の企業では“有給休暇取得推進”のための取り組みがあり、これまでに比べて社会全体の意識が大きく変わってきたことも伺えます。では、取得率低下を招く原因はどんなところにあるのでしょうか。

 

「有給休暇取得の推進における課題はどのような内容ですか」という質問では、「業務量が多く、人員が不足している」が最多で57%。他には「休んだ人の業務をカバーする体制がない」「成果主義や業務の個別化などにより、助け合いの風土がない」などの回答が目立ちます。「職場に取得しにくい雰囲気がある」といった回答も少なくはありませんが、それ以前に有給を取得できる体制が整っていない会社も多いよう。

 

働き方改革により、2019年4月からは年5日間の有給取得義務化なども始まります。休暇については、従業員と会社でさらに認識を深めることが大切なのかもしれませんね。

 

文/長谷部ひとみ

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