才能はあるけれど、超がつくほどのダメ男!
妻子がいても諦められなかった、メアリーが恋したパーシーという男。詩人としての才能はあふれていたのですが、女性関係についてはとんでもない“ダメ男”でした。パーシーが原因で娘を亡くしてしまい、失意のどん底に陥るメアリーですが、このダメ男がさらなる試練を彼女に与え続けるのです。
膨れ上がる借金を抱えて逃げ込んだ先は、トム・スターリッジ演じる詩人・バイロンのスイスの邸宅。そこでも、ダメ男の腐った行動がメアリーを傷つけます。しかし、パーシーの詩人の才能もひっくるめて愛しているメアリーは、「別れ」を選びません。傷つき、絶望を経験するたびにメアリーのメンタルはどんどん強くなっていき、さらにそれは創作の糧となり才能を開花させ、ついに孤独な怪物・フランケンシュタインを生み出します。