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子どもの成長と共に、パートという形で働き始める女性も多いですよね。勤務時間が限られている分、仕事と家庭を両立しやすい点が、非常に大きなメリットだと言えるでしょう。 とはいえ正社員と比較すると、お給料が限られるのも事実です。また時給制で給料が計算されるケースも多く、働いた時間がそのまま金額に反映されやすいという特徴もあります。 そんなパート給料を、イマドキの主婦たちはどのように使っているのでしょうか。人気の使い道について紹介します。

 

■家計の足しにする

これまで主婦業に専念してきた女性にとって、パートに出るきっかけになりやすいのが、「子どもの成長」と「家計の悪化」です。 子どもの成長と共に、生活費や教育費は徐々に増加していきます。「子どもも少し手が離れてきたし、その時間を活用して私が働けば、お金も増える!」なんて考える方も多くいます。 このようなきっかけでパートをスタートした場合、お給料の使い道でもっとも多いのが「家計の足しにする」というものです。妻のパート代が、そのまま家計の足しになるとしたら、これまでよりも余裕が生まれます。妻が家計をやりくりしている場合、「毎月の家計について焦る必要がない」というメリットにもつながるでしょう。

 

■子どものために使う

子育て中の世帯にとって、子どもにかかる費用は、決して安いものではありません。2019年10月からは、幼稚園や保育園にかかる費用が助成され、無料化するとも言われていますが、それ以外にも支出内容はさまざまです。 年齢が上がれば、習い事や塾に通う子どもも増えていきますし、「うちの子だけさせないのはちょっと……」なんて思ってしまうこともあるでしょう。 このようなご家庭においては、「夫のお給料で基本的な生活を賄い、子どもの習い事を妻のパート代から捻出する」というケースもあります。ママの方に「子どもにやらせたい習い事」があれば、自身の稼いだお金を使うことで、夫に対して妙な遠慮をする必要もなくなります。

 

■家族のために使う

パート代が入ると、家族のために使う女性も少なくありません。贈り物を用意したり、普段とは違う外食を楽しんだりと、家族みんなで楽しい時間を過ごせることでしょう。 外で仕事をするためには、家族の協力は欠かせないもの。こうやって、自身が得た給料から家族のみんなに還元することで、よりスムーズな協力体制を敷くことができるのではないでしょうか。 「家族のために使う」と決めた際の内容はさまざまで、使い方によっては、家族の生活をより充実させることにもつながるはずです。家族と一緒に、使い道について相談してみるのもオススメですよ。