
■家計の足しにする
これまで主婦業に専念してきた女性にとって、パートに出るきっかけになりやすいのが、「子どもの成長」と「家計の悪化」です。 子どもの成長と共に、生活費や教育費は徐々に増加していきます。「子どもも少し手が離れてきたし、その時間を活用して私が働けば、お金も増える!」なんて考える方も多くいます。 このようなきっかけでパートをスタートした場合、お給料の使い道でもっとも多いのが「家計の足しにする」というものです。妻のパート代が、そのまま家計の足しになるとしたら、これまでよりも余裕が生まれます。妻が家計をやりくりしている場合、「毎月の家計について焦る必要がない」というメリットにもつながるでしょう。
■子どものために使う
子育て中の世帯にとって、子どもにかかる費用は、決して安いものではありません。2019年10月からは、幼稚園や保育園にかかる費用が助成され、無料化するとも言われていますが、それ以外にも支出内容はさまざまです。 年齢が上がれば、習い事や塾に通う子どもも増えていきますし、「うちの子だけさせないのはちょっと……」なんて思ってしまうこともあるでしょう。 このようなご家庭においては、「夫のお給料で基本的な生活を賄い、子どもの習い事を妻のパート代から捻出する」というケースもあります。ママの方に「子どもにやらせたい習い事」があれば、自身の稼いだお金を使うことで、夫に対して妙な遠慮をする必要もなくなります。