■情報は正しく最新のものを確認して

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子育てに限らず、常識というのは日々変化しています。昨年まではOKだったことが、今年はNGというということもよくあります。 はちみつなどがその代表例で、昭和世代の母親たちはミルクにはちみつを溶かして赤ちゃんに飲ませるということがあったようです。現在では、はちみつに含まれるボツリヌス菌に対して赤ちゃんは免疫がないため、1歳になるまでは与えてはいけないと言われるようになりました。 こういった情報の更新が頻繁にあるため、日頃からアンテナを張り巡らしておくのが良いでしょう。 ネットやSNSの情報は古かったり、正しくなかったりということもあるため、病院で受け取った資料や、厚生労働省の最新の資料を参照するのが最も有効でしょう。 妊娠中の食べ物を細かく制限される方もいますが、全ての情報を鵜呑みにしてしまうと、口にできるものがほとんどなくなってしまいます。特に好きだったものを食べられなくなるのは妊婦さんにとって大きなストレスですよね。 日本は海外と比べると妊婦さんの食べ物に制限をかけすぎているとも言われています。もちろん、必要最低限のリスクは回避するに越したことはありませんが、過度になりすぎる必要はありません。 妊娠中の食べ物と上手に付き合うコツは、何でも食べ過ぎだけは気をつけて、自分の体調も見つつ適度に食事を行うことです。 あまり神経質にならず、時には食べたいものを食べてストレスをためないようにしてくださいね。