トイレトレーニングが進み、ほとんどおむつなしで過ごせるようになっても、夜は時々おねしょしてしまうことは珍しくありません。 そして、やっとそれもなくなり、夜中の着替えやシーツ交換がいらなくなった…と思ったら、忘れたころに子どもがおねしょしてしまうことがあります。 それも、一度再発すると何度も繰り返したり、数か月続くことも。 これってずっと続くの?原因は何?と不安になっているママのため、おねしょが再開する原因や対策、他の子はいつまで続いたのか…などをまとめてみました。
冬はおねしょがぶり返しやすい季節!?
朝までオムツが濡れていない状態が長く続けば晴れて夜もオムツ卒業となりますが、その後も時々思い出したようにおねしょしてしまう子が多数派のようです。
オムツのメーカーであるユニ・チャームが2017年に行ったアンケート調査では、昼間にオムツが取れている7歳以下の子(739名)のうち、 「現在、おねしょをしている」(25%) 「おねしょを経験したことがある」(46%) と、7割の子がおねしょの経験ありという結果でした。
そして、おねしょに関する悩みや困りごとをたずねた別の質問では、 「冬場におねしょがぶり返した」 という回答が670人中6%と、40人ほどいたことになり、寒い時期に子どものおねしょが再発・再開して困っているママはけっこう多いことが分かります。
冬場、おねしょが増える理由としては、寒さによる膀胱の緊張があるといわれています。
特に、夜中過ぎから明け方にかけて気温がぐっと下がると、本来なら柔らかく伸び縮みするはずの膀胱の筋肉が緊張して固くなり、たくさん尿を貯められなくなってしまうことがあるそう。 寒い戸外に出かけると、すぐに「おしっこ~」と言うお子さんはこのタイプである可能性が高いそうですよ。
対策としては、お風呂にゆっくりとつかり体を温めておくことや、眠ってすぐではなく、深夜から明け方にかけて毛布をかけたり室温を高くしていくことが有効だと言われています。 その時間帯に起きて様子を見るのはママやパパも大変ですが、おねしょが続く時期だけでも試してみると効果があるかもしれません。