クリスマス映画は星の数ほどあるけれど
今年ももう12月。街はクリスマスの装いですね。ところで。皆さんはお好きなクリスマス映画ってありますか? 僕はもう、たくさんありすぎて困るほど。様々な恋愛模様を描き出す『ラブ・アクチュアリー』も最高だし、『素晴らしき哉、人生』も号泣しちゃうし、『グレムリン』もちょっと怖いけど楽しいし、『ダイ・ハード』だってクリスマス・イブですし。 クリスマス映画なんて、選びたい放題な訳ですよ。だからこそ、”どんなクリスマスを過ごしたいか?”を考えて選ばないといけないなと思うんです。 今回で言えば、働くママさんとお子さんが楽しく見れるクリスマス映画!…そうだ、あれしかない。あのドタバタ感は子どもも楽しいし、ママさん世代も懐かしむだろう、あの映画だ!
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赤ペン瀧川のママに捧ぐ映画
第12回 クリス・コロンバス監督作品
『ホーム・アローン』
日本での公開は1991年。今から27年も前の作品になります。ママさんたちもきっと、子どもの頃に観た記憶があるのでは? 監督のクリス・コロンバスさんは『グレムリン』や『グーニーズ』の脚本家であり、その後『ホーム・アローン』を監督して注目されました。最近ではハリーポッターシリーズの監督としても有名です。 そして、主演は天才子役と言われたマコーレー・カルキン。
マコーレー・カルキン扮する8歳のケビンは、頭がいい、ちょっと大人びた男の子。 「チビの末っ子なのに生意気だ!」と兄や姉からはバカにされ、トラブルを起こすので家族から煙たがられているし、本人も「こんなうるさい家族なんていらない!」と強情です。 そんな時、一家はクリスマスにパリ旅行を計画します。家族全員が浮かれまくっていた出発前夜、またもやケビンは問題を起こし屋根裏部屋に追いやられてしまいます。そして、停電事故がきっかけで全員寝坊。慌てて空港に向かいます。 飛行機には無事に乗れた。しかし、何か忘れている。何を忘れているんだろう…ママは気がつきます。 そうだ! ケビンを家に忘れてきた! 自宅に1人取り残されたケビン。普通なら置いていかれたことを悲しむはず。しかし、彼は悲しむどころか、口うるさい家族がいなくなった!と、初めて味わう自由を謳歌します。