朝は集中力が高まる時間。子どもより少し早起きすれば、家事を効率的にこなせますよ」と、家事アドバイザーの毎田さん。当日の予定に合わせてダンドリが整えられるので、家事の優先順位がはっきりし、手ぎわもよくなります。「ただし、出勤までの時間制限があるので、朝家事は1日30分がベストです」。洗濯の「洗う」「たたむ」は2日に1回、交互にしたり、曜日によって場所別に掃除したり…ちょこちょこ家事が成功のコツだそう。「子どもが寝たら、夜は自分時間をもてるのが朝家事の魅力! オンとオフを分けた生活が送れます」

 

 

朝家事のメリット

タイムリミットがあるので作業が効率的にできる

ゴールが見えない家事こそ、タイムリミットがある朝にまとめて行おう。時間の区切りが設けられるので、ムダな作業が自然とそぎ落とされ、今、必要な家事だけを集中して行えるようになる。

 

その日の予定に合わせた準備ができる

毎朝ダンドリを整えることで、前日に決まった仕事のスケジュールも組みこんだ家事の計画ができるように。「『想定外』の事態が少なくなるので、家事のダンドリが大きくくずれにくくなります」

 

帰宅後は寝かしつけまで子どもに専念できる

子どもが小さいと、帰宅してから寝かしつけまでは時間との勝負になる。家事を朝すませておくことで、ほかのことを考えずに「夕食」「入浴」「寝かしつけ」と、子どもに専念できるように。

 

朝家事派の夜時間:子どもの寝かしつけ後は自分時間を満喫

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「夜の家事は最小限と決めれば、子どもが寝たあとに晩酌をしたり、録画したドラマを見たりと自由。息ぬきする時間は大切です」。朝家事をすることで、自分時間がしっかり確保できるようになる。

 

朝時間の賢い使い方

 

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起 床:コーヒーを飲みながら一日のダンドリを整理

まずは一日のダンドリ確認。曜日ごとにやるべき家事は決めておきつつも、当日の予定によって変更をすることで効率化が図れる。

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掃 除:毎日違う場所を5 分だけ掃除する

掃除が必要な汚れやすい場所をリスト化しておき、曜日ごとにローテーション。各場所の小掃除を繰り返すと、汚れもたまりにくい。

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洗 濯:干す・たたむ…1 日1 つだけ行う

家事の内容で、日を分けるのも朝家事のコツ。同じ作業を1日にまとめることで時短でき、ひとつの作業に没頭することで効率も高まる。

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朝食作り:「ついで調理」で夕食の下ごしらえも

帰宅後は夕食作りに追われがち。「野菜の下ごしらえなど、包丁を使う作業を朝のうちにすませておけば、夜がラクになります」