ポニーテール禁止の学校ではヘアゴムの持ち込みが禁止


抜き打ち検査に関して、Twitterで多く見られたのは“髪型”に関する経験談。「ポニーテールが禁止の学校で、鞄からヘアゴムが見つかった女子がいた。何に使うヘアゴムだ? って先生から追及されてた」「予告ありだったけど、今日は髪色チェックされるから黒染めせざるを得ない」「光の下だとさすがに茶色がバレそう…」といったエピソードが上がっていました。

 

生徒の“髪色”を巡っては、昨年大阪府で訴訟に至る事案が発生。女子生徒が通うのは染色を禁止する学校。教師は黒染めするよう指導を続けましたが、女性生徒は地毛が茶色だったそう。結果的に女子生徒は不登校となり、訴訟へと発展しました。

 

鹿児島のある中学校では“肌着の色”が問題に。校外学習に参加予定の生徒のうち、女子生徒1人が“黒いタンクトップを着ていた”ため参加不可に。また、別の男子生徒は“シャツの下に何も着ていない”との理由で一度自宅へ戻ることとなりました。県教育委員会は「措置が妥当だったか確認する」とコメントを発表。“どこまで学校側が強制するか”の線引きが難しい問題かもしれません。