|あなたが言ったこととは別のことをし始める

指示や説明をしたのに、相手が言う通りにしてくれなかった…。こんな場合に怒ってしまう人は多いもの。「あの子は全然言う通りにしてくれない」なんて愚痴を吐いてしまったこともあるのではないでしょうか? しかし、「言う通りにしてもらえない」と思い込むのはタブー。なぜなら、あなたに反抗的な態度をとるつもりは全くなく、単にあなたが言ったことを別の意味で解釈してしまった可能性もあるからです。つまり、相手はあなたに言われたとおりにやっているつもりなのかもしれません。 そういった場面で、安易に怒りや不満を感じてしまうと、その後の人間関係がマイナスになってしまうことも。まずは、言いたいことが伝わっていなかった可能性を考えてみましょう。

 

|やたらと質問をされたり言ったことを覚えていなかったりする

仕事の場で同僚や後輩から、同じことを何度も質問されたり、あなたが言ったことを覚えていなかったりすると、イライラしてしまうかもしれません。しかしそれも、「あなたが言ったこととは別のことをし始める」のと同じように、あなたが言っていることが伝わっていないということが考えられます。 つまり、やる気がなくて覚えていないのではなく、理解できていないから何度も質問してきたり、覚えていなかったりするということです。こうした場合に、「なんでわからないんだろう」とイライラしてしまう人は少なくありません。しかし、それは相手の問題ではなく、あなたの伝え方の問題なのかもしれません。