まだまだ使える“夏目漱石の千円札”


“記番号が紺色の千円札”が使用開始となっても、もちろん現行の千円札はそのまま使えます。また、もう一世代遡る“夏目漱石版の千円札”も自動販売機以外であれば問題ありません。ネット上では旧千円札について、「夏目漱石の千円札見なくなったな…」と嘆く声や、「夏目漱石の千円札をニセ札と思う世代がいるらしい!」と世代間ギャップに驚く声が上がっていました。

 

実は2000年代に入って千円札の変化は二度ありました。一度目は野口英世から夏目漱石への変更で、時期は2004年11月1日。二度目は2011年7月の記番号の色変更です。前回の色変更は黒色から褐色へのバトンタッチでしたが、同じペースでいくと約8年後にまた色を変える必要があるかもしれません。

 

この財務省発表を巡り、ネット上では「色の変更はいいんだけど、自販機でまた使えないとか嫌だな」「褐色の千円札にプレミアがつく日も近いかも」「千円札の文字色だけ変えるくらいなら、いっそ新しい肖像にすればいいのに。というか二千円札みたいに人じゃなくてよくない?」といった声が上がっていました。