普段何気なく使っているお金ですが、正確に色や形を思い出せる人は少ないはず。その姿かたちは時代と共に変わっていて、来年3月には千円札がマイナーチェンジすることが発表されました。「変更される理由はなんなのか」「変更後の旧札はどうなるのか」など、詳しくみていきましょう。

 

千円札が枯渇する!? 来年3月に新しい色が登場


10月18日に、財務省から「来年3月18日以降に発行する千円札から、記号と番号の色を褐色から紺色に変える」と発表がありました。変更点はこの“番号の色”だけであり、肖像を含めたその他についてはこれまで通りとのこと。

 

日本銀行のサイトによると、印刷されたアルファベットと数字の呼び方は「記番号」。6桁のアラビア数字を挟んでアルファベットを先頭に1文字か2文字・末尾に1文字が組み合わされる仕組みです。記番号のパターンは全部で129億6千万通りあり、同じ種類のお札に印刷されているのは全て違う番号。ちなみにアルファベットの“I”と“O”は、数字と間違いやすいため除外されているそうです。

 

記番号の色変更は、この組み合わせを“全て使いきった”ことが理由。100億を越えるパターンが枯渇するとは驚きですが、日々人から人へリレーされることを考えると消耗は激しいのかもしれません。この変更で、一気に千円札の“在庫”が潤いますね。