9割以上の人が「介護に不安を感じる」と回答!


続いて「現在、親の介護を担っている人」および「親の介護を担った経験がある人」170人を対象に、「介護が理由による生活の変化」について調査をしました。

 

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「介護が理由で変化したこと」については「プライベートの時間」が74.1%、「生活リズム・スタイル」が62.4%と続き、「仕事」の52.4%を上回る結果に。

 

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また「介護が理由による離職の経験や予定」について尋ねると、「離職の経験がある」が55.9%と半数を超え、「離職の予定がある」が22.4%となっています。

 

次は「現在、親の介護は必要ではない」467人を対象に、「今後、親の介護が必要となった場合に、介護に対してどのような負担を感じているか?」を調査。

 

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「今後、親の介護が必要となった場合に不安を感じるか?」と尋ねたところ、「とても不安を感じる」が34.7%、「やや不安を感じる」が56.5%で、合わせて9割以上の人が「不安を感じる」と回答しています。具体的には「介護について全く知識がないのでとても不安」(40代)や「金銭面がどの程度かかるのか不安」(40代)など、知識不足が不安要素となっていることがわかりました。

 

また子育て世代からは、「育児と介護の両方をしないといけない可能性があり不安」(30代)といった子育てと介護のダブルケア問題も。さらに、離れて暮らす親の介護に対して「実家が遠方のため、仕事と介護の両立ができるか不安」(50代)といった声も上がっています。

 

■調査概要

 

調査方法:「リサれぽ!」を活用したインターネットリサーチ

 

 

調査地域:全国

 

 

調査期間:2018年9月11日~9月18日

 

 

回答者:20代以上の女性745人(平均年齢47歳)

 

 

文/原田美咲