細長いリビングダイニングに大きな壁面収納でも圧迫感がないのは、白を基調にしているから。「買い物は必ず夫と一緒に。話し合いながら決めるので、収納場所や考え方も共有できています」
「私、根っからのめんどうくさがりなんです。それでも部屋が片づいているのは、ムリをしていないから。毎日のことだから、一瞬の完璧より、継続できるかをいちばんに考えています」と岩佐さん。決めているルールは、使うものを使う場所に配置する、使ったら箱に戻す、のふたつ。すべきことが明確なので、家族も迷わず片づけに協力してくれます。
岩佐さん流ザックリ収納3 つのルール
1、
収納グッズは1店舗買いでサイズ計測なしイケアならイケアで一式、など同じ店でそろえると、ぴったりサイズを探しやすい。
2、
ハードルを上げず「できる範囲」で満足するいきなり完成度MAXをめざして頑張らず、できることから「楽しく」続けることを第一に。
3、
「一軍」だけをすぐ使える場所に収納するよく使うもの(=一軍)を厳選すると、片づける場所も管理する量も必要な分だけですむ。
岩佐さんの棚の中で役立つ収納グッズ
連結できる引き出し用整理ボックス
ニトリのプラ素材の整理ボックス。サイドの切りこみで連結できるから引き出しの中でもずれない。3 サイズ展開。
100均のコロつき収納ストッカー
後ろにコロがついているので、奥行きのある棚の中で活用。「子どもも引き出しやすいのでおもちゃ収納にも便利です」
インデックス風引き出し用収納ラベル
岩佐さんプロデュース「happy♡storage」オリジナルラベル。引き出しを開いたときに見やすいデザインが◎。
リビングで使う「一軍」は壁面収納で配置も容量も一括管理
1、
箱収納は、掃除道具や電池など、分類だけ決めて、あとはざっくり入れるだけ。「細かくしすぎて、片づけのモチベーションが下がらないようにしています」。イケアのボックスは夫の好きなオレンジで片づけのやる気アップ!
2 、パパッと出し入れしたい子ども用品はふたなしケースに収納。子どもを抱っこしているときや作業中でも片手で取り出せるので便利。近くに抱っこひもやマザーズバッグもまとめてイン。
3、オムツやお尻ふきシートなど、ひんぱんに使うものはイケアのボックスに入れて出しっぱなしに。高さがぴったりで、見た目もスッキリ。
4、引き出しの中はケースで仕切って、ラベリングしているので、そのとおりに戻すだけ。「たたみ方も幅が合えばOKとわりきってます」。
5、
財布や鍵など、出がけに使うものはドアからいちばん近くを定位置に。すぐ目につくので、夫も忘れず片づけてくれる。
壁面収納の棚は、
ジャストサイズでおそろいの箱に入れるだけで、収納上手に見える効果も。「サイズ計測が苦手な人は、1店舗でまとめ買いがおすすめ。商品どうしのサイズが合うものが多いし、その場でサイズ合わせもできるので、失敗もお店をはしごする必要もなく、時短になりますよ」