野菜を長もちさせるポイント
水分をとり除く
乾いたキッチンペーパーで包むと、野菜から出た水分をとってくれるので蒸れにくい。湿度が高く蒸れた状態になると長もちしない。
光をさえぎる
常温保存の野菜はマチが広い紙袋に新聞紙を敷いて入れ、直射日光のあたらない涼しい場所へ。光があたると変色し、早くいたみやすい。
酸素に触れないように
野菜は空気に触れることで酸化し、微生物が増殖していたみが早まる。ラップで包む、ポリ袋に入れるなど、空気に触れないように保存。
適温で保存する
葉もの野菜やきのこ類は冷蔵室、夏野菜は野菜室(真夏の場合)または冷暗所、いも類や根菜類は常温保存と、適温適所で保存する。
よく買う野菜が断然長もちする保存法
きゅうり
水けをふき低温になりすぎないよう注意

レタス
小麦粉で芯から水分がとぶのを防止

ほうれんそう
乾いたキッチンペーパーで包むと日もちする

キャベツ
湿らせたティッシュを芯に詰めると長もち

ブロッコリー
ラップなどで三重に包めば長もち

じゃがいも
りんごと一緒に保存して発芽を防止

トマト
熟したものはキッチンペーパーで包んで

にんじん
水けをふきキッチンペーパーで包んで冷蔵室へ

酸素、微生物、光、エチレンガスなど、いたむ原因はさまざま。菌の繁殖を防ぐためにキッチンペーパーで水分をとり除いたり、酸化防止のためにラップで包んだり、ひと工夫が重要。結果、鮮度をキープしたまま長期保存できるのです。