まさか、子ども費がこんなにかかるなんて…誰も教えてくれなかった
「独身時代は貯金なんて全然。働いたぶんだけ、欲しいものが買えることが嬉しかったんですよね」 そんな中山さんが家計に目を向けたきっかけが出産でした。「復職のために子どもを0歳から保育園へあずけたんですが、保育料だけで月8万円。習わせたかったベビースイミングの月謝やオムツ代などを合わせると、10万円を超えることも。こんな家計はそれまで想像していませんでした」 とはいえ、愛するわが子のため、まずは各費目の予算を見直し、おこづかい制で家計のベースを作ることに。
中山さんの家計管理を1 か月追っかけ!
子ども費と将来に備える保険料にお金を割りあてたいためAmazon定期便など、買い方の工夫で変動費を賢くおさえています。
5 万円のムダはここにあった
● 美容代が月3万円オーバーに!
● 習い事を始めたら子ども費が急増ブロック遊びなどを学ぶ幼児教室の月謝1万円は、中山さんが家で一緒に遊ぶことで削減。毎月1万5000円かかっていた美容室代はカラーリング方法を変えて、頻度をおさえることに。
● 結婚当初から外食は週3回が定番少し高価な食材を買って、家で食べるようにしたことで、ムリなく食費のムダをカット。
家計内訳のポイント
両親との同居により、住居費はマンションの管理費のみ。結婚後から今でも、夫婦別々の財布で家計管理をしている。産後に保険を見直したのがきっかけで、教育費や老後資金の貯金にも目が向くように。実際に行った内容はこちら↓
家計は夫婦で出し合う⇒週1回支出をチェック
夫が住居費、レジャー費、外食費を支払ったうえ、10万円を妻へ渡すのがルール。互いの収支を把握したうえで、貯金も各自が行う。
外食費を賢くうかせる⇒ふるさと納税を利用
地方自治体に寄付することで、税金の控除が受けられるうえ、地方の名産が受け取れるふるさと納税を利用。高級和牛などをお得にいただく。
子ども費はAmazonで⇒買い物回数も減らす
日用品などが最大15%オフになるAmazon定期便でオムツなどを購入。「ドラッグストアに行く回数が減り、衝動買いがなくなりました」
収支は週1回エクセルにざっくり記入し、家計の状況を夫婦で共有したことで、家計のムダが減ったそうです。「貯金が徐々にふえたことが自信になり、学費や老後資金を貯める目標もできました。これからも将来の蓄えが作れたらいいな」