◆「みゆきの笑顔は10億円」に納得
みゆきと二人で休日を過ごした日の夜、生きがいだった仕事を辞めて専業主婦になる決意をした亜希子。年俸アップで引き留めようとする会社に、「うちの娘はべらぼうに可愛いのです!」と、みゆきの笑顔は年間で10億円に値すると言い放ち、決心が揺らぐことはありませんでした。
キャリアウーマンとして2児を育てる女性は、
「忙しい、疲れているって、仕事を理由にきちんと子どもたちと向き合ってなかったかもって、我に返らされました。経済的なことを考えると亜希子のようにスパッと辞めるわけにはいきませんが、もうちょっと家庭にウェイトを置いて、子どもたちとの時間を大切にしたいなと思いました」。
仕事と家庭とのバランスが、本末転倒になっている日常に気づかされたそう。 一方、出産を機に大好きだった仕事を退職したという女性は、
「子どもの笑顔は本当にプライスレス。何よりも優先したくなる亜希子の気持ちがわかります」
あっさり部長の座を手放した亜希子の心情が理解できるとのことでした。