卵アレルギーの少年のひと夏の物語「サムライエッグ」

 

メイン_サムライエッグ
(C)2018 STUDIO PONOC

 

高畑勲監督作で演出を担当してきた百瀬義行監督が描くのは、卵アレルギーを持つ小学生男児のひと夏の物語。主人公の少年、シュンの母親役の声を尾野真千子、父親役を坂口健太郎が担当しています。

 

サムライエッグサブ1
(C)2018 STUDIO PONOC

 

卵アレルギーを持つシュンは、食べるものに細心の注意を払う毎日を過ごしています。アレルギーに関しては、他人事ではない!というママも多いかもしれません。間違って卵を口にすることのないよう、一瞬たりとも気が抜けない日々を送っています。

 

サムライエッグサブ2
(C)2018 STUDIO PONOC

 

シリアスな雰囲気になりがちなテーマですが、柔らかいタッチで描かれる可愛らしい絵、そして前向きな主人公とその家族、そして協力的な学校の友だち、近所のおばちゃんなど素敵なキャラクターのおかげで明るく前向きな作品に仕上がっています。

 

息子のためはもちろんのこと、そして自分の生きがいであるダンスにも全力投球する元気なママの姿に勇気がもらえます。