おにぎりといえば、古来より伝わる日本のソウルフード。手ごろなサイズ感と豊富なバリエーションが魅力で、時代と共にユニークな“新種おにぎり”が続々と誕生しています。近ごろSNS上では、「悪魔のおにぎり」という物々しい名前のおにぎりが注目を集めているよう。
“悪魔的”な美味しさとカロリーを秘めたおにぎり
今年7月に放送された『スッキリ』(日本テレビ系)では、「悪魔のおにぎり」について特集。青のりが散りばめられたタイプのおにぎりで、見た目からは悪魔的要素が全く感じられませんでした。
気になる材料は、ご飯と青のりの他に「天かす」と「天つゆ」を使用します。作り方はとても簡単で、まずはご飯の中に青のりと天かすを“好きなだけ”投入。続いて天つゆを入れたらしっかり混ぜて味をつけ、後は普段おにぎりを作る時と同じように握るだけ。すると、あっという間に「悪魔のおにぎり」のでき上がり。
ご飯に天かすを混ぜているため高カロリーなメニューですが、味の方は一度食べたらヤミツキになるほど絶品。簡単に作れてしまうのもポイントで、ネット上では「このおにぎりは危険だ! 簡単に作れるから量産しすぎてしまう」「たったひと口で、ダイエットする気持ちを完全に折られるとは…」など悲鳴の声が多数上がっていました。
レシピの開発者は、主婦で初となる「南極地域観測隊」の調理隊員になった渡貫淳子さん。南極大陸では余った食材を混ぜておにぎりを作っており、「悪魔のおにぎり」は天かすがたまたま余っていた日に誕生しています。隊員からも絶大な支持を得るほどの自信作ですが、「食べると後悔するんだよな…。でもこれ美味いから食べちゃうんだよな…」という葛藤の声も聞こえてきたそう。
恐ろしいほどの中毒性を秘めた「悪魔のおにぎり」。誘惑に打ち克つ自信のある人は是非作ってみては?