抱っこで寝かせるのも、じつは落とし穴
寝ぐずったりしたときは、抱っこで寝かしつけるというケースも多いですよね。重くて腕がちぎれそうになりながらも、寝落ちしそうなわが子を見ながら「寝て、寝て」と祈りながら揺らし続けるのは、母の幸せを通り越して苦行です。
ところが、やっと寝たと思ったのにベッドに置いたとたん「ふんぎゃ〜!」と泣き出す。泣きたいのはこっちです。
「そーっと置いても、まるで背中にスイッチがついているみたいに、泣き出したり、目が覚めたり。これも、寝入ったときは抱っこだったのに、ベビーベッドや布団の上に環境が変化したことで、子どもが不安になってしまうケースです」
つまり、夜中に不安になって起きないためには、ベビーベッドの上で眠りにつかせることが大切になってきます。
「疲れすぎていると抱っこした状態で寝落ちしてしまいます。そうならないように、疲れすぎる前に、前回紹介した“ねんねルーティン”を行い、抱っこしても目が開いているうちにベビーベッドに置くことで、少しずつ改善していきます」