添い乳は「おっぱいがない!」不安を呼び起こす
母子の密着度も高く、安心して寝ついてくれると、やっている人も多い「添い乳」。うちの子はおっぱいくわえながらでないと寝てくれない…というママも多いことでしょう。ところが、それが自分の首をしめることになっていたとは!
「寝ついたときの、おっぱいをくわえているのと同じ状況がずっと続くわけではありませんよね? 例えばお母さんは、寝かしつけが終わると家事などをするためにもう一度起きて、赤ちゃんのそばからいなくなることもしばしば。夜中に浅い眠りになったときに状況が変わっていることに気づいた赤ちゃんは、〝あるはずのおっぱいがない!〟と不安になって泣き出してしまうんです」
そうなったら最後、おっぱいをあげないと泣きやまないうえ、これを浅い眠りがやってくるたびに繰り返してしまう可能性が。まさに悪循環です。
「もちろん、添い乳がダメだということではありません。親子ともにハッピーならいいのですが、夜中にひんぱんに起きることで親子ともにダメージがあるのなら、改善の余地あり。「授乳=寝る」というクセを抜け出していく工夫が必要です」。