経済的に余裕のある家庭なら、ちょっとしたお金をおこづかいに回すのも良いですが、これから子どもの教育費などにお金がかかる場合は、自分のおこづかいをしっかり決めたほうが良いでしょう。 家計から支出していると、だんだん自分のためにお金を使っている自覚がなくなりますので、貯蓄を増やしたいと思うなら、おこづかいを決めてその中から必要なものを購入するようにしましょう。

■兼業主婦のおこづかい事情

35-2

兼業主婦のおこづかいは、フルタイムで働いているかパートで働いているかで金額が変わってきます。フルタイムだと26,725円、パートやアルバイトだと15,562円と、専業主婦とそれほど変わらない金額のようです。 フルタイムで働いている場合、自分のおこづかいは自分で決めている人が多く見られました。しかし全ておこづかいとして使っているわけではなく、必要な支出以外は貯金や家計に回している人も多いようです。フルタイムの場合、会社の付き合いなどもありますので、おこづかいの上限は決めていない人も多いようです。 パートで勤務している人は扶養範囲内で働いている人がほとんどですが、夫の収入によって大きくおこづかいの金額は変わってきます。夫の収入だけで生活できる家庭の場合、妻の給料は全ておこづかいとなりますが、夫の収入が少ない場合、家計を補うために妻の給料から生活費を算出することになり、おこづかいの金額も低くなります。 とはいえ、専業主婦の人よりもお金が自由に使えるようですが、フルタイムでもパートでも給料全てを使うのではなく、なるべく貯蓄にまわすようにしている人がほとんどです。 住宅ローンの返済や子どもの教育費、老後を踏まえてなどの理由から貯金をしているようですね。 兼業主婦は仕事に出かけるため、美容代や洋服代なども専業主婦より出費が多いです。フルタイムの美容費は月平均6,347円なのに対し、