ゴダールとの結婚生活
アンヌ自身もノーベル文学賞受賞者であるモーリアックの孫という背景がありましたが、今、世界中から注目される映画監督との結婚生活は何かが違う。すべてが新鮮で刺激的!どこを切り取ってもキラキラな生活…ばかりではありませんでした。
「思ってたのと違う!」「こんなはずじゃない」というのは、巨匠であろうが誰であろうが、結婚生活にはつきもののようです。しかし、自分をステキな世界へ連れ出してくれたのはゴダール。アンヌは、ゴダールを理解しようと、もっと愛そうと向き合っていきます。
一方のゴダールは、政治へと傾倒していき、ついには「ゴダール」の名前を捨てて「ジガ・ヴェルトフ集団」として活動するように。このあたりから、ふたりの関係は崩れ始めます。