Q 日焼けはヤケドと同じ? どう対処する?

A 15分の外出で日焼けしてしまうことも! 子どものケアもぬかりなく

顔の日焼けを予防するなら、帽子をかぶり、日焼けどめをまんべんなく塗布すればOK。外出時間や日照の程度によっても違いますが、肌が白い人は15分以内で日焼けしてしまうので、出かける前は日焼け対策を忘れずに。ただ、紫外線は“100%悪”ではなく、ビタミンDの産生に必要なものなので、適度な日光浴は大切と心得て。(清益先生)

 

【対策】

◎帽子をかぶる

◎日焼けどめクリームなどを塗る

◎日差しの強い時間帯の長時間の外出を避ける

 

【ケア】

少し赤くなる程度の日焼けなら、冷たいシャワーを浴びる、保冷剤で冷やすなどのケアを。こすったり触ったり、刺激するのはNGです。保湿をしたあとは、水分を多めにとり、たっぷり睡眠を。

 

 

Q 外遊びさせたいけど熱中症が心配!

A 屋外、屋内にかかわらず熱中症になるケースもあると心得て!

屋外、屋内にかかわらず起こるのが熱中症。暑さがひどく、人の体温以上の温度になったとき、体温を下げようと汗をかいても間に合わず、体温調節のメカニズムが崩れるのが原因です。意識障害を起こすこともあり、命にかかわる場合も。適切な対策をすれば予防できるので、正しい知識を身につけておきましょう。(清益先生)

 

【対策】

◎子どものいる環境の温度と湿度をチェック

◎体温を測る

◎汗をかいているときは水分と塩分をとる

◎風通しのいい薄着にする

◎白を基調にした服にする

 

【ケア】

熱中症かな?と思ったら

まずは日光の当たらない風通しのよい場所に移動し、安静にさせましょう。運動は体温を上げるため、すみやかにやめさせます。

衣類をゆるめ、保冷剤や氷枕、冷えたペットボトルなどで太い血管のある首、わきの下、太もものつけ根を集中的に冷やします。

塩分を含む水分を補給します。ただし、嘔吐しているときに無理に飲ませようとすると危険なので、少量ずつ与えること。

 

 

Q 暑くて眠れない! 夜間のエアコンどう使う?

A 適温を保てれば無理にタイマーで切らなくてOK

部屋の環境にもよりますが、エアコンの温度を適温に保ち、そのまま使うのもひとつの方法です。タイマーを使うと、切れて体温が上がり、汗をかいてよけいに体調を崩すことも。扇風機や除湿機も上手に併用するといいでしょう。子どもは体温が高めなので、子どもが快適と思う温度設定にするようにしましょう。(清益先生)

 

【対策】

◎28度くらいの設定を保つ

◎扇風機、除湿機を併用する

◎ひんやりするタイプの寝具を使う

 

 

Dr.石原の「わが家でやっていること」

長袖・長ズボンのパジャマを着る

わが家では基本的に夜間はエアコンのタイマーは使わず、適温でずっとつけています。その代わり、パジャマは長袖・長ズボン、寝具も春や秋のものを使い、衣類と寝具で冷えすぎを防いでいます。

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