食事面に気を使いますが、時短ワザも駆使しています
── 疲れたな~というときはどんなことをして過ごしていますか?
誰も私のことをマッサージしてくれないので(笑)、「自分の疲れは自分でとろう」ということで、トリガーポイントの「グリッド フォームローラー」やゴルフボールを使って、セルフマッサージをしています。
それと、通称”人をダメにするソファ”「yogibo max」がリビングに2個あるので、夫婦で愛用しています。子どもたちが寝たあと、夫婦でそこに寝っ転がりながら、美味しいものを食べるのが至福のときですね(笑)。
── 夜中に食べたり、甘いものをとったりしていても、美容面はもちろん、スタイルをキープしていらっしゃいますよね。
そんなことないですよ(笑)。ただ、子どもたちに皮膚トラブルがあるたびに病院に行くので、そのついでに、私も受診するようにはしています。やっぱり、皮膚のことは皮膚の専門家に聞くのが一番。おかげで、吹き出物をケアする薬などは、こまめに処方してもらっています。
食事面では、アスリートの主人と結婚するにあたって、アスリートフードマイスターなどの資格を取得したので、その知識が役に立っていると思います。バランスのとれた食生活をするように気を付けているので、その日の気候や体調に合わせて調理法や味付けを工夫しながら、なるべく品目数を多くできるように心がけています。
でも、実はもともと料理が得意だったわけではなくて、私、TBS時代に『チューボーですよ!』を担当するまで、包丁もろくに握ったことがないくらいだったんです。番組のおかげでだいぶ上達しましたけど、いまだに彩を考えることや盛り付けは苦手ですね(笑)
── 食事の用意にかかる時間はどれくらいですか?
平均30分くらいですかね。もちろん、作りおきも利用しますし、下味をつけるなどの仕込みはできるときにしておきますよ。あとは、たとえば、サラダでひじきなどを使うときには水戻し不要でそのまま使えるものを使うなど、時短の工夫ができるようになりました。スーパーにわざわざ行かなくても済むように、冷凍無農薬の野菜を買い揃えておいて、そのまま使うという手抜き技も覚えました(笑)。
── 最後に、今後の目標を教えてください
一生懸命ていねいに仕事を重ねることが、自分自身に返ってくると思うので、日々感謝しながらこなしていきたいです。
あと、毎日、食事作りをがんばっているので、結婚当初よりも時短で調理できるようになりました。これからも日々の家事の中でいろいろなアイデアを見つけ、そういったノウハウを、働くママたちにお伝えできたらなと思っています。
PROFILE 枡田絵理奈
1985年東京生まれ。成城大学卒業後、2008年にTBS入社。2014年に広島東洋カープの堂林翔太選手と結婚。2児をもうける。現在は、フリーアナウンサーとして活動。
取材・文/庄司真美 撮影/谷口岳史