片づけが楽しくなるとおしゃれも家事もグンと時短に!


いろいろ試した結果、私がたどり着いたメソッドは以下の3つ。

① 家賃に対していっぱいモノを置くのはムダ

② トキメクモノだけを残せばいい

③ それぞれのモノの住所を決めておく

先ほどもお話しましたが、いろんな収納本を読んで、いいとこ取りをしたのがこの3つです。 ①は、私は東京に住んでいるのですが、家賃は高いですよね。その家賃に対して、たとえば3分の1は収納になっているとしたら、ただモノを置いておくだけのために何万も払っているということになってしまいます。 ②は、①につながります。ただモノを置いておくだけのための家賃はもったいない。その分広々としたスペースを作って子どもの遊び場や大人のリラックススページにしたいので、極力モノは少なく。自分がトキメクものだけを残して、あとは思いきって捨てます。これは近藤麻理恵さんの「人生がときめく片づけの魔法」が元です。 ③は、自分の今までの反省から。服やカギや携帯や…私はなんだかいっつもモノを探しているんです。でもそれぞれのモノの置き場所を決めておけば、探しているムダな時間が、有効に使えるんですよね。 3つのメソッドで整理整頓を始めたら、部屋が見違えて、時間にゆとりが出来て、生活がとても豊かになってきたんです。

 

子どもはお片づけが得意なんです

上手に伝えてあげる事を心がけて


“子どもがお片づけをしてくれない”とみなさんからよく相談されます。おもちゃを片づけない、お菓子も食べっぱなし…など、悩みは尽きませんよね。 でも実は子どもはお片づけが得意なんですよ! 保育園や幼稚園、学校では、バッグやランドセルは自分のロッカーに、教科書は机の中、お弁当や給食が終わればきちんと食器やお弁当箱を決まった場所に戻していますよね。たぶん最初に先生が教えてくれたことをしっかり覚えていて、自然に出したモノを元の場所にしまうことができるんですよね。これは、私のメソッドの③で挙げたように、モノの住所が決まっているから出来ることだと思います。 子どもが保育園や学校ではちゃんと片づけられるのに、なぜおうちだとそれが出来ないのでしょう? それは一つ、ママの行動に理由があるかもしれません。たとえば忙しいとき、いつも入れているおもちゃ箱ではないところに片づけていませんか? 冷蔵庫で調味料を戻すとき、適当に空いているところにしまっていませんか? 子どもはママの行動をとにかく細かく見ているから、ママがいつもと違う場所に片づけているところを見ると混乱してしまうんです。  でも、ママが「モノの住所」を決めて、いつもその場所から「出す」「しまう」を繰り返していたら、子どもはその行動をマネするようになります。だから、まずは子どもと一緒にモノの住所を考えてみてください。