性成熟を迎える、思春期の悩みにも対応
成長・発達にともなう思春期特有の悩みも、じつは小児科医の得意分野なのだそう。第二次性徴がはじまったときに起こる、性成熟についての相談にものってもらえます。 たとえば女の子なら、生理不順や生理痛。男の子では、一時的に胸がふくらむ「生理的女性化乳房」などの症状が出ることも。性体験がはじまれば、性感染症にかかるリスクもあります。
さらにこの時期には、頭痛や疲れやすさなどの慢性不調や、うつ状態などの心の不調が出てくることも少なくありません。自律神経のバランスが乱れて、朝起きられなくなる「起立性調節障害」も、この年齢に多い病気です。 親にとっては、不登校も悩みの種。これらを全部ひっくるめて、成長と発達にともなう悩みに対応してくれるのが、小児科医なのです。