「競争して手に入れなさい」。現代の日本で男性に求められる「こうあらねばならない」の最低ラインは「正社員でフルタイムで働くこと」で、男性は男性であるがために少年時代から競い合うように求められてきたと、男性学研究者の田中俊之さんは話します。男性だからこそ抱える問題に着目した「男性学」研究の第一人者として各メディアで活躍される、田中俊之(たなか・としゆき)さんにお話を伺いました。