ビーフシチューは本気で作ると煮込む時間がかかるのがネック。なかなか普段の食事に取り入れるのは難しいですよね。
そこで今回は、薄切り肉を使ってフライパンで簡単に、短時間で作れるビーフシチューレシピをご紹介します。
時短レシピといっても市販のルーは使わず、デミグラスソース缶を使って本格的な味に仕上げます。
味の決め手となるのは、玉ねぎときのこの炒め方です。煮込み時間を短くする分、最初に玉ねぎときのこをしっかり炒めて水分を飛ばすことで甘みとうまみを引き出し、シチューの味に深みを出します。
焦がすとシチュー全体に苦みが出てしまうので、焦がさないように炒めることも重要です。
また、デミグラスソース缶だけの味に頼るのではなく、そこに赤ワイン、ケチャップ、ウスターソースを加えることで、香りのいい、深い味に仕上げます。バターの風味もほんのり効いた、短時間で作ったとは思えない本格的な味のレシピです。
材料(2人分)
- 牛切り落とし肉
- 200g
- 玉ねぎ
- 1個
- マッシュルーム、しめじなどお好みのきのこ
- 100g
- にんじん
- 1/2本
- 塩・こしょう
- 各少々
- 小麦粉
- 小さじ1
- A|赤ワイン
- 50ml
- A|デミグラスソース缶
- 1/2缶(150g)
- A|トマトケチャップ
- 大さじ2
- A|ウスターソース
- 大さじ1
- A|水
- 100ml
- バター
- 20g
作り方
1. 牛肉は大きければ食べやすい大きさに切り、塩・こしょうと小麦粉をからめる。
2. 玉ねぎは2mm幅の薄切りにし、きのこは食べやすい大きさに切るか、小房に分ける。にんじんは2cmほどの大きさの乱切りにする。
3. フライパンにバター半量を入れて強めの中火で熱し、バターが溶けてきたら玉ねぎときのこを加えて炒める。塩少々(分量外)をふって焦げないように注意しながら5分ほど炒める。全体的に茶色くなり、きのこの水分が飛んだら①とにんじんを加えて炒める。牛肉の色が半分ほど変わったらAを入れる。
4. 煮立ってきたらアクを取り、蓋をして弱火にし5分ほど煮る。にんじんがやわらかくなったら塩・こしょう、残りのバターを入れて味を整える。