いまは子どもが小さくても、いつかは電車で通学することもあるでしょう。近い将来、もし我が子が電車内で痴漢に遭い、楽しいはずの学生生活が一変したら…。子どもにつらい思いをさせないために、大人は何ができるのでしょう。「痴漢問題について、多くの大人に考えてほしい」──、痴漢抑止の活動を続ける松永弥生さんは、まだ当事者でない大人にそう問いかけます。