子どもの興味や関心が広がることにもつながる習い事は、保護者にとって大きな関心事のひとつ。

 

「何を習ったらいい?」「どの教室を選ぶか迷う…」「費用はどれくらいを目安にすればいい?」など、気になることはつきません。

 

今回は「子どもの習い事」の実態を探るべく、読者モニター70人にアンケートを実施。保護者のリアルな声から見えてきた「子どもの習い事事情」とは!?

子どもの習い事を選ぶポイント「通いやすさ重視」が最多

まずは、子どもの習い事をはじめるうえで、気になる選ぶポイント。アンケートの回答は、以下のような結果になりました。

 

保護者が重視するポイントは、「通いやすさ」が最も多い結果に。次いで、子ども自身の意欲や気持ち、費用への関心が高いことがわかります。

 

回答者の92.86%が仕事をしていることからも、仕事と子どものライフスタイルとのスケジュール調整は外せません。

 

習い事の時間や曜日、教室へのアクセスなど、無理なく通い続けられるかどうかは重要なポイントといえそうです。

習い事のスタート時期やきっかけは多種多様

習い事を始めたきっかけは、子どもの年齢や人数、夫婦の働き方などライフスタイルによってもさまざま。

 

特に多かったのは、子どもが「やりたい」という意欲や気持ちからスタートをきったという声です。
「3歳から水泳。5歳からダンス、バレエ、英語。7歳からピアノ。すべて自分がやりたいと言ったから始めた」(30代2児の保護者)

 

「3年生のタイミングでピアノを始めました。娘にどうしても習いたいとお願いされて今に至ります」(40代3児の保護者)
興味や関心が高い習い事を、楽しく続けて欲しい、という保護者の願いも垣間見えますよね。
一方、兄弟がいる家庭では、
「上の子が習っているので興味を持ち、5歳からスイミングと、ピアノを始めました」(30代3児の保護者)

 

「5歳からピアノを習い始めました。上の子が先に習っていたのでその流れで決めました。発表会で親子連弾をするのが毎年楽しみです」(30代2児の保護者)
という声も。お友達に誘われてスタートしたという回答も複数ありました。

 

他には、「習わせたいと思ったから」、「子どものお友達やコミュニティ作りのため」という回答が。習い事を始めるタイミングやきっかけはさまざまなようです。

子どもの習い事の数は1〜2個が7割

通いやすさを重視して子どもの習い事を選ぶ家庭が多いなか、習い事の数はどうでしょうか。

 

子ども1人あたりの習い事の数で1番多かったのは、「1個」という回答で41.2%。次いで、「2個」の30.4%という結果に。この2つ回答が、全体のおよそ7割を占めています。

 

園や学校生活との両立を考えると1〜2個が無理なく通える数なのかもしれません。

 

ただ、幼稚園の子どもがいる一部の家庭に加え、特に小学生がいる家庭では、3個や4個という回答も。

 

子どもの成長に伴う興味や関心の広がりに沿って習い事を増やすケース以外にも、スケジュールとの兼ね合いや教育費にかける予算なども、関連がありそうです。

「子どもの習い事」人気ランキング 1位は水泳

現在習っている習い事で1位を勝ち取ったのは水泳。水に慣れることができるだけでなく、体力がつくといった理由から、根強い人気が伺えます。

 

0歳から通えるベビースイミングのクラスがある水泳教室も多く、運動系の習い事の中でも始めやすいという理由も挙げられるかもしれません。

 

2位の学習塾、3位のピアノと、定番の習い事がランクインするなか、英語や通信教育といった勉強系の習い事も高い割合を占めています。

 

指示を集める理由には、子どもの学習意欲の向上や、学力アップへの期待もあるのではないでしょうか。

 

その他の回答は、バイオリンやドラム、和太鼓、ゴルフ、日本舞踊など。子どもの興味の多様化を感じさせるラインナップが目立ちました。

1か月の習い事の費用は10,000円以上20,000円未満が多数

子ども1人あたりの1か月の習い事費用について聞いたところ、回答が分かれました。

 

1番多かった回答は、「10,000円以上20,000円未満」の30.9%。次に、「5,000円以上10,000円未満」が19.6%という結果に。

 

子どもの年齢別に回答を見ていくと、小学校低学年以上の子どもにかかる費用が高い傾向にあるようです。

 

これには、小学校生活が始まり、学習習慣の定着や授業についていくという理由も大きいかもしれません。また、中学受験を見据えて学習塾に通う家庭が増えていくことも関係がありそうです。
少数派の回答では、保育園児の子どもがいる一部の家庭で、50,000円を超えるという声も。

 

子どもの教育を投資と考え、教育費にお金をかけている家庭方針も見えてきました。

子どもの習い事選びは家庭で優先するポイントを考えよう

今回のアンケート結果では、子どもの習い事を選ぶ際に通いやすさを重視している方が多いことがわかりました。

 

特に共働き世帯にとって無理なく通い続けられることは、重要なポイントではないでしょうか。

 

また、子どもの習い事選びにおいて、子どもの意欲や気持ちを尊重したいという家庭も多いことから、「習い事を始めるのであれば継続したい」という保護者の気持ちも伺えます。

 

一部の習い事に人気が集中する傾向があるものの、習い事を始める年齢やきっかけ、かける費用はさまざま。

 

家庭に合った選択肢を視野に入れつつ、子どもの気持ちを大切にした習い事選びを考えてみてはいかがでしょうか。

アンケート調査概要 期間:2021年10月8日〜10月18日 人数:70人(CHANTOモニター読者) 方法:インターネット
文/鈴木実香里