素敵なお部屋に暮らす、インスタグラマーにインタビュー。そこには、私たちの暮らしを心地よくするヒントが、たくさん隠されていました。

 

今回お話を聞いたのは、温もりのある空間にフレンチブルドックと暮らす@su_a_sa_さんです。

アンティークや蚤の市で購入したオンリーワンに囲まれる@su_a_sa_さんの家

インスタグラムの投稿は、インテリアをベースとしてそこで繰り広げられる衣食住を軸にしている@su_a_sa_さん。

 

「インテリアのこだわりは、家具や家電、壁紙などの色味をホワイト・ベージュ・ブラックの三色に統一していること。また、我が家はもともと収納が無い作りなので、ガラスケースやアンティークの収納棚などを選ぶようにして、すべて『見せる収納』に。それをインテリアの一部として楽しんでいます」

 

今回ご紹介するのは、そんな@su_a_sa_さんの温もりに溢れる家。旦那さまと最近飼い始めたフレンチブルドッグとの、日々の暮らしを少し見せていただきました。

キッチンでは、気に入った道具を吊るして

そんな@su_a_sa_さんの、ご自宅でとくにお気に入りの場所はこちら。

 

見せる収納を楽しむキッチン

「IHコンロを使用しています。キッチンはどうしてもこまごまとしたもので雑然としてしまいます。

 

なので、木のものや、蚤の市やアンティークショップで購入したお気に入りの古道具をレンジフードなどに吊るしています。

 

購入先はいろいろです。韓国へ旅行へ行ったときに買ったものも多くあります。

 

金網つじで焼いた網焼き食パンとコーヒーで始まる、ちょっと特別な朝時間。少し手間はかかりますが、周りはザクッと中はホワッとした食感と風味は、格別。朝時間を豊かにしてくれます」

 

お皿とコーヒーカップは作家の石川隆児さんのものを愛用しているそう。

 

木のものと白い陶器との組み合わせが好き

「もともと壁紙は青かったのですが、DIYで全体的に白い漆喰の壁にして、部屋全体に統一感をもたせました。テーブルクロス、カーテンも白に統一。気に入った風合いのものを、アンティークのお店で購入しています。

 

白といっても、真っ白過ぎない落ち着いた色味を選ぶようにしています。

 

木の器はすべてcogu/小具さんで購入したもの。木のものと白い陶器との組み合わせが好きで、テーブルコーディネートによく登場させています。

 

ポットは日ノ出化学製作所、器はこちらも作家の石川隆児さんのものです

 

「ダイニングテーブルには、大小の照明を飾っています。シンプルなたたずまいでいて印象的な黒い照明も、ポイントの小さな照明も、どちらもriver side farmさんで購入しました」

 

夫との古道具屋さんめぐりで集めた小物が並ぶダイニング

ドライフラワーは、北海道で『jazz flower shop』というお花屋さんを営む友人夫妻が、我が家のインテリアに合うように、と作ってくださったものです。

 

休日は、ふらりと夫と古道具屋さんやアンティークショップをめぐるのが趣味。インスピレーションでよいなぁと思ったものを、その場の出会いで購入しています」

 

ベッドルームは飾りすぎずに「余白」を大切に

「寝室も全面黒×ブルーだった壁紙を、DIYにて真っ白の漆喰に塗りまっさらにすることで、一つひとつの家具や小物が映えるようにしました。

 

ベッドルームに置く小物は、余白を大切にしながら気に入ったものだけをちょこっとポイントとして飾るようにしています」

 

ふかふかでくつろげるRe:CENOのソファ「AGRA」

「インスタグラムでよくご質問をいただくソファは、Re:CENOの「AGRA」。家で過ごす時間が増えたので、よりのんびりと過ごしたいという思いでゆったりしたものを選びました。ソファでくつろぎながら、映画やドラマを見ることが多いです」

 

 

「我が家は備え付けの収納が無い間取りなので、そこが唯一悩ましい点です。ただ素敵な家具は、たくさんあります。

 

古い家具で統一しながら収納を楽しんだり、モノを極力増やさないように心がけることも。

 

吹き抜けのリビングなので冬は2階に熱がいってしまい1階が寒いのですが、お気に入りのアラジンのストーブを使ったりと、家電も目で楽しめるものを選んでデメリットをメリットに変えるようにしていきたいです

 

PROFILE @su_a_sa_さん

夫と今月から飼い始めたフレンチブルドッグと暮らしている。ハウスメーカー「ゼロキューブ」にて建築した3LDKの戸建て、築6年。

取材・文/松崎愛香